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夜に書ける|朝は書けない

前記事で次は『ショーシャンクの空に』の記事を書くと言ったな…。

あれは嘘だ。

ウワアアアアアアアアアアア…

はい、というわけで記念すべき3つ目のnoteは『夜』がテーマです。


YOASOBIが、HIASOBIにならないように気をつけな…!

帳は落ちて…

夜が好きだ。いつからかはわからない。

昔は闇は怖くて、明るいところにいたかったような気がする。

昔は、私に怖いものはなくて誰よりも自分は優れていて才能に溢れていたと思う。

その頃、私の世界は光に包まれていた。

しかし、いつからか光を忍ぶようになった。帳に隠れて喧騒を遮った。

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私が中学生の頃、友人といつもチャットをして交流していた。学校が終わり、深夜になるとみんなが集まってくる。とあるゲーム機の友達同士で短い文が表示される機能で、本当に正しい使い方なのかは知らなかったがみんながそうしていた。

特に仲が良かった友人とは夜通しチャットをして、お互いに寝ぼけた顔で登校する。そんな日々が続いていた。

思えば私の夜更かし癖はそこが始まりだったのかもしれない。

夜は安らぎを与えてくれる。

明るくて眩しくて、煩わしいような営みと街も静かに眠り闇に染る。帳が落ちれば責務や束縛から離れ自由が訪れる。

すっかりと輪郭の溶けた街は違う顔をしている。


夜は更け往く

夜は更ける。

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天高く揚々と輝く太陽は水面に沈んで久しい。

時の流れも安穏として緩やかに思える。焦りを解いて日常はとける。日々の責務を忘れて、ただこの時が永遠ならばいいのにと願う。

私は憂鬱に呑まれそうな時、決まって夜更かしをした。

明日が来るのがたまらなく嫌で、今日のまま夜が永遠に続けばと思って。目を閉じて眠ると起きた時には明日がやってくる。

眠らなければ明日は来ないなんて、有り得ない幻想にも縋るように。ただ寝不足でつらいだけだとわかっても、それでも眠りたくなかった。そんな夜を幾度となく過ごした。

私の夜には、子供染みた希望があった。


夜は明ける

そんな夜も次第に明ける。

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空は青さを滲ませ、今日が来る。

街が寝惚けた眼をこすって、また一日が始まる。

憂鬱で、陽の光が胃を刺す。

しかし、ほのかな希望もまた感じる。

今日がいい日でありますように…。


私は、夕方と夜と夜明けが好きです…。夕方ってなんか、こう…いいよね!

私は夜じゃないとあんまり活動意欲がわかないので基本夜にnote書きます。夜に書けるってそういうことだ。

朝は書けない。夜に書ける。(可能の”る”)


次回はバリバリR-18なTSについてか今度こそショーシャンクの空にの記事を書くような気がする〜

それでは、おやすみなさい😴

”The night is long that never finds the day.”


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