夜に書ける|オグリキャップ①
昨日の夜、それも3時か4時くらいのこと…
今ブームのウマ娘、ご存知ですよね。前記事でも触れました。そしてウマ娘は少し特殊な状況下にあります。
それは競走馬をテーマにしているために権利者の頂点に馬主という存在があることです。
二次創作とは本来運営の黙認による相互利益から成り立つものです。運営はある程度の利益が出ない二次創作であれば宣伝効果があり、ユーザー間で何もしなくとも愛着が深まっていったりキャラクターや物語が紡がれるのでコンテンツを支える要素になるので黙認という暗黙の了承を下しているわけです。
では、そこに馬主の存在を加えるとどうなるか?
馬主とは言わば日本の大富裕層です。競馬という公営ギャンブルのために馬を買い、育て、そして運が良ければ馬がお金を稼いでくる。そんな大金持ちの道楽を行う人たちです。
競走馬というのはピンキリですが血統が良ければそれだけで億単位のお金が動きます。そして馬とは繊細な生き物であり、育てるのは簡単ではありません。それが競走馬ともなれば育成にかかる費用は想像もできません。
しかし一発当てればその馬はレースの賞金や強力な遺伝子を受け継ごうとお金を払ってでも種付けを求める人たちからの種付料などで莫大な資産となります。
では、そんな元から資産家であり名馬=資産を保有する馬主がいい加減な二次創作で悪いイメージをつけられたらどうするか?
それは自分の保有する財産にケチをつけられ価値を貶められるにも等しいこと…
許すわけがないですね。そんな事情からウマ娘は運営よりさらに上の権利を持つ馬主の怒りを買ってはコンテンツそのものが破壊されかねない、権利と責任を運営だけでどうこうできるものではない、などの理由から著しくその元ネタとなった馬のイメージを損なうような創作
つまり、エロやリョナの類いは避けた方が良い と声明を出しています。
そんなわけでウマ娘ではR18に該当するような二次創作はほとんど存在しません。(ごく稀に理解不能な持論をかざし勝手なことをする立場を理解しない人がいますが。)
そんな事情から生まれた独特な文化が見えてきました。
・健全なはずなのにどことなくエロさを感じる絵
・やたらと拗らせた怪文書と呼ばれる創作文
・デビルマンのうたをベースにした改変布教MAD群
などです。
特に怪文書はウマ娘を身近に感じすぎてやたら湿度が高い重い幻覚が詰まっていて面白い文化だなぁ…と。
特にアニメ2期で主役になったトウカイテイオーがやたらと重い感情を爆発させている怪文書が多く、明らかなエロスを秘めた餌を見せつけられながらもお預けされ続けた人間の奇行を見るようで面白いと思います。
そして、冒頭に戻ります。
昨日の夜、それも3時か4時くらいのこと…
気付くと私は差し迫る思いを抑えきれず寝るのも忘れてオグリキャップの怪文書を書いていました。
いや、書けるはずだったのです。
そして出来たものがこちら。
怪文書の性質が違う!!!!
怪文書を作るつもりが狂人が主人公の短編が出来ました。なぜこうなった。
そんな私を狂わせたウマ娘、もとい伝説級の名馬
オグリキャップ
についてこれから何回かにわけて書いていきたいと思います。
とはいえ当然オグリキャップは世代ではないし競馬にわかもいい所なので調べればすぐ出てくるような話しかできません。それでもオグリキャップを好きになって欲しいのでオグリキャップの話をします。(鋼の意思)
今回はここまで。
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