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曝露療法(外出練習)をやる適切なタイミング

外出練習は体調がよくなった時までやらないことをお勧めします。

曝露療法は苦手な環境にあえて身を置き、大丈夫だったという経験をすることで予期不安を無くしていくというものです。

他の記事でも書いてますが、これは危険な考え方です。

体調が悪かったけど、隣町で買い物が出来た

これだと体調が悪くなっていますから、脳はこう記憶します。

買い物は体調が悪くなる

そして買い物に対する予期不安が増長します。

体が慣れると言われていますが、実際はずっと気を張っていることも多く、体調が回復しないこともよくあります。

ですから体調がよくなるまで外出練習はしない方がいいです。

近所のコンビニで買い物したけど、体調はよかった

これだと脳はこう記憶します。

買い物は体調がよい。

隣町の買い物のほうが、外出の距離もあってうまくいったように思いますが違います。

脳に距離は関係ありません。

あくまでもその状況で体調がよかったのか、悪かったのかだけです。

それに体調がよければ、予期不安が出ていたものも勝手に大丈夫になっています。

これはとてもありがたいことで、全て練習して克服する必要がないのです。

ですから体調の悪いうちに克服しようと頑張る方が危険なのです。

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