におい
ずっと生きてきて最近初めて気づいたこと
数年前の思い出を懐かしむときには
まずそのときのにおいが頭をよぎるということ
わたしの祖父母ん家は大阪なんですが 夏は今住んでいるところよりも空気がむわ〜んとしてて
新幹線から降りたときの新大阪駅は湿気がすごくてとてつもなく不快で
でもそこには一年に一度、それか二、三年に一度しか感じられないにおいがある
言葉じゃ表せない、暑さに侵されて空気が曲がっているようなにおい
ずっと嗅いでいたいってにおいじゃないけど
やっぱりそのときしか感じられないからなのか特別に感じて好き
わたしは夏か冬かって言ったら断然冬派なんだけど 着込めるから
夏の方がにおいと一緒に思い出す思い出がたくさんあるんだよね
冬もちょっと焦げてるお餅のにおいとか、小さい頃に頭まで入ってたこたつの下のにおいとか、たくさんあるはずなんだけど…
謎です
ただのにおいフェチですんません。
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