書いて覚える勉強法の裏で行われていたこと
こんにちは! P&M Entertainmentです!
今日は、わたしの勉強法について考えたことをまとめてみようと思います。
皆さんは、『勉強する』というと、具体的にどんなことをするでしょうか?
本を読む、ラインマーカーを引く、音読する、ノートにまとめる……
いろいろあると思います。
わたしは、物心ついた頃から、『紙に書き写す』というスタイルで勉強をしてきました。なぜそのようなスタイルに落ち着いたのかはよく覚えていませんが、だいぶ昔のことになりますし、両親や教師も古い次代の人だったので、そのような方法を当たり前だと考えたのかもしれません。
事実、ネット上で『良い』とされる勉強法を紹介しているサイトでは、『紙に書き写す』というのは『字の練習』と揶揄される方法のようです。
しかし、わたしはこの方法で受験勉強とも戦ってきましたし、逆に言えばこれ以外の方法では思うように成果が出ません。
そこで、なぜこの方法が良いのかを分析してみました。
『勉強している』という気分になるから
一見ダメそうな理由ですが、これは心理的に大切なことです。
結論から言えば、問題は『集中できるかどうか』なのです。
『ひたすら読む』という方法が最適だったと仮定しましょう。しかし、わたしは読んでいるだけでは脳を100%集中状態にできず、常に頭の片隅で「これで頭に入っているのだろうか……」と不安な気持ちがあります。
その点、『書く』勉強法は、手を動かして作業する分、集中状態を作りやすいというメリットがあります。
実は、無意識に暗記している
もし、『書いて覚える勉強法』が法律で禁止されたら、わたしが採用するであろう方法は、『教科書の一節を目を瞑って暗唱できるようにする』勉強法だと思います。これは、意識的に暗記をしている方法であり、おそらく最も効率がいいやり方だと思います。
ですが、この方法の欠点は、『すごく疲れる』のです。
その点、『書いて覚える』勉強法は、書き写す文字の範囲を、句点単位、読点単位と増やすことで、無意識に暗記をしているのです。これが、記憶の定着率が高い理由のひとつだと最近気付きました。
デメリットはある
とはいえ、この方法、デメリットもあります。それは、『時間がかかる』ことです。
わたしは速記には自信がないのもあって、決してスピーディに量をこなすことはできません。そういう意味で、大人になって勉強の情報量が増えてくるにつれて、この方法にも限界を感じつつあります。
ですが、そんな時こそやり方を組み合わせればいいのです。
例えば、特に重要な箇所にマーカーを引いてそこだけを書き写したり、ノートにまとめてそれを書き写したり。
もちろん、情報量は減りますが、重要な箇所さえ記憶していれば後は脳が補ってくれます。
最後に
皆さんはどんな方法がベストだと思うでしょうか?
2020年になっても革命的な勉強法が確立されてはいないと思います。
「学問に王道なし」「繰り返しは勉強の母である」
これらの諺が全てを物語っている気もしますね。
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