見出し画像

「生きた時間を増やす」について脳内ペルソナの東小倉さんと話しました。

僕の頭の中には脳内ペルソナがおりまして、脳内に西小倉以外で3人います。ちょっと今日は東小倉さんとの脳内会議の一部を共有します。

====

東小倉:最近どないや?
西小倉:去年の3月に資金調達して採用活動とかしてるんですけどほんと新しいことだらけです。

東小倉:ほう。採用してて候補者さんの反応ってどないや?
西小倉:「生きた時間を増やす」を経営理念にしていてるんですけどミヒャエル・エンデの「モモ」を読んだことある人はピンと来てもらえがちなんですけど、そうじゃない人からは伝わりにくかったりしますね。

東小倉:どゆこと?
西小倉:もともとTimeCrowdって自分たちがリモートワークだったりタイムチャージだったりをするために作ったもので、メンバーを細かく監視したいという思想ではないんですよね。でもやっぱはじめましての方から見たらそう(監視ツールに)見えがちのようで…。「TimeCrowdが広がった世界が良い世界なのかわからない」と明確に言われたこともあります。

東小倉:まぁそうなるわな。
西小倉:例えばYOUTRUSTさんの「信頼される人が報われる転職市場に」ってわかりやすいですよね。今の転職市場って現職やコミュニティでの信頼関係を結べているかどうかというより学歴とか職歴とかそういうので検索されて初めましてから繋がるけど人と人の信頼のつながりの延長で繋がれる世界になったらそれはいい世界ですよね。

東小倉:そもそも西小倉ってなんでTimeCrowdやってるんやっけ?
西小倉:もともと2007年に23歳で起業した時はWikipediaを超える事典を作りたかったんですよね。受託開発しながらそれを目指してたんですけど、だんだん大切な仲間が疲弊してきて「そこまでして事典作りたいんだっけ?」と考えたらそうじゃないなと思ってそこからは事典の話は人にしなくなってTimeCrowdができたんですよね。

東小倉:前回のnote見たけどTimeCrowdを使ったタイムチャージ型受託開発にすることでエンジニアとしても無駄なもの作らなくてよくなるし残業しなくてよくなったりとかはええよな。
西小倉:そうなんですよ、自分たちは当事者としてTimeCrowdの恩恵を受けているんですけどはじめましての人にそれをわかりやすく伝えるのが難しくて。

東小倉:TimeCrowdの売上は今も伸び続けているわけやろ?既存のお客さんはどういう経緯でTimeCrowdを使うメリットを理解してるんや?
西小倉:ほんと様々ですね。大手だと残業時間削減プロジェクトの効果測定がきっかけで数ヶ月使い、その数年後にコールセンターのリモートワークニーズが発生したら数百人規模で継続利用されたり。他の大手だと官公庁系案件を受託する時に実稼働があったというエビデンスのためのツールとして使って頂いたり

東小倉:なるほどな。何か事情がある場合はタイムトラッキングすることになるけどそうじゃなくて単純に「生産性上げたい」だけだと「生産性が上がっても労働時間は変わらないのでその分新しい仕事入れられてしんどくなる」って思われたりもする?
西小倉:それもあるみたいです。

東小倉:タイムクラウドのコーポレートサイトでは「生きた時間は何かを定義していない、なぜならチームごとにそれぞれだから」とあるけど、西小倉個人としてはどんな時間が生きた時間ってあるの?
西小倉:以前ツイートしたんですけどこれですね。

要は「没頭している時間」が生きた時間に近いです。
「没頭できない状態」ってどんな状態かと考えると
「漠然とした不安」だと思うんですよね。

目の前のカスタマーサクセス頑張りたいけどそれで会社の赤字膨らんで倒産しないかとか。でも最近は全てのKPIをちゃんと見える化して、データドリブンでやることで全体を俯瞰しつつすべき事に集中できる体制に向かっていると思います。

東小倉:うん。俺には言ってることわかるんやけど西小倉は簡潔に伝えるの下手そうだから色んな人に手伝ってもらってもっと言葉を洗練させていくといいと思うわ。
西小倉:はい、がんばります汗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?