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SaaSを繋ぐ方法まとめ

前回のエントリで「全部のせのSuiteと最小限の特化サービスを組み合わせるBreed」の話をしました。

Breedやるのに必要な方法。今回はSaaSとSaaSをつなぐ方法についてまとめたいと思います。
(間違いや知識不足、遠慮なくDM等で教えて頂けると嬉しいです!)

大きく分けて6つある

かなと思います。

  1. CSVなどで手動連携

  2. RPAを使う

  3. 本体機能で連携してもらう

  4. iPaaSを使う

  5. GASを使う

  6. 中間サーバを立てる

1つずつ説明していきます。

1.CSVなどで手動連携

まず、国産のSaaSはAPI対応していないことが多いです。
ただ、APIは対応してないけどCSVだけは対応しているというサービスは多いです。その場合、手動でコピペで連携するかCSVインポート/エクスポートをすることで対応することになるかと思います。
個人的にはこういうオペレーションはかなり避けたいのですが
月に1度30分ぐらいの作業を自動化する工数を考えたら
手動の方が費用対効果高いよねと言われると返す言葉がないことも…。

社内リソースでやるのではなく外注するという手もありますよね。
最近はSaaSとBPOを組み合わせたBPaaSという言葉もあるらしい。

2.RPAを使う

APIは対応していないけど自動化はしたい。
その時の選択肢がRPA(Robotic Process Automation)です。
海外だとUiPathやWinActorが有名ですが色んな種類があります。

DeNAさんの「Coopel」というのが使いやすくてコスパいいと聞きます。
(他におすすめのRPAツールあれば教えてください)

3.本体機能で連携してもらう

これはHERPという採用管理ツール上の人事データをSmartHRと同期できるというものですが、こんな感じでAPIはないんだけど本体機能で外部サービスと連携するというのもあります。
TimeCrowdでいうとあんまり特定のサービスと密結合になりたくないのだけどGoogleカレンダー連携などはAPI経由ではなく本体機能に入れたりしています。

4.iPaaSを使う

APIに対応しているのであればiPaaSが使える可能性があります。
ZapierやIFTTTが有名かと思います。

エンプラ向けだとWorkatoというサービスが最近広告頑張っている気がします。

国産だとAnyflowなどがあります。

5.GASを使う

ExcelでいうVBAみたいな感じでGoogle Apps ScriptというJavaScriptみたいなやつでGoogleスプレッドシートと連携できるコードを無料で動かすことができます。

しかも上記記事にあるように「トリガー」という機能を使うと定期実行できます。下記はそれを使ってChatworkにコンタクト申請がきたら「承認→グループチャット作成→メンバー招待→1次返信対応」を自動でやってくれます。

6.中間サーバを立てる

APIに対応しているとして
「4.iPaaSを使う」は対応しているSaaSの種類が限定されていたり、同期頻度をあげられなかったり上げるにはコストがかさんだり色々あります。
「5.GASを使う」はGoogle Apps Scriptを保守できるエンジニア人材が必要になります。
エンジニア人材のリソースを使えるのであればサーバを立てるのが一番安定提供できて細かいチューニングも可能になります。

まとめ

6の中間サーバ立てる場合はAPIなくてもスクレイピングでいけるとか細かいのは色々あるのですが無理やりまとめるとこんな感じでしょうか。

SaaSの繋ぎ方を考えるだけでも色んな選択肢あってカオスですよね…。
タイムクラウド社では基本的に受託開発は承っていないのですが
TimeCrowd利用に付随するものであればコンサルティングできる可能性があります。私自身は今まで受託開発で色んなサービスを繋いできたのでSalesforce, kintone, Slack, Chatwork, Notion, Trello, Asanaなどなどのデータ連携についてアドバイスできるかもしれません。
逆に最近連携するならこんな方法もあるよなどあったら是非教えてください!

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