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#767 「すてきなえがお」

 僕は東京都で小学校の教員をしています。2023年1月からnoteの更新をこつこつと続けています。2025年の目標は「noteの毎日更新」「50,000PV」「5,000スキ」です。そのために毎日継続してnoteを書いていきます。noteは日々感じていることや考えたこと、教育だけに限らず習慣化やお金についても書いています。もし、読んでいただき、共感いただけるなどしましたら「スキ」をポチッと押してください。毎日更新の励みになります。 

 道徳の授業で「すてきなえがお」という教材で授業をしました。話のあらすじは、混み合ったバスの車内に乗っていた「わたし」は、急ブレーキで隣のおばさんの足を踏んでしまいます。おばさんはむすっとした表情です。「わたし」は勇気を出して正直に謝ります。「正直」に行動することの大切さを感じてもらうことをねらいとしました。
 教材を前半部分まで読み、「わたし」がとなりのおばさんの足を踏んだ後、みなさんだったらどうしますか?と考えさせました。

①謝りたい だから 謝る
②謝りたい でも 謝れない
③謝りたくない だから 謝らない
④謝りたくない でも 謝る

 ③④の子たちの考えは、「急ブレーキをかけたのは運転士だから僕は悪くない。だから謝りたくない。」など、ねらいとする姿とは正反対の考えでした。僕はそういう考えが出るのが好きです。人間らしいなと感じます。道徳の時間は自分の考えを好きに出してほしいのです。そして、友達と考えを伝え合う中で良い方向へ変容が見られればこれほど嬉しいことはありません。今回の授業でも良い変容が見られた児童がいました。たった1時間の授業でも子供の変化と出会える仕事である教職って素敵だなと思いました。

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