お金のブロックがなかなか外れません
こんにちは。
自然に戻して、しなやかに生きるライフコーチの松浦ひとみです。
今週のお悩み相談ですが、本当によくご相談が多い内容になっています。
それはズバリ・・・
お金のブロックがなかなか外れなく、何事も値段で決めてしまいます。また将来の不安も消えず、いつもお金の心配をしていてつらいです。
K.Mさま
これね、すごく気持ちがわかります。
私も以前はめちゃくちゃお金のブロックがあり、どんなことでもまず値段を見ないと決められませんでした。安かったらそんなにいらないものでも買っちゃうし、高かったらどれだけ欲しいものでも諦めてしまう。洋服を買うにもまずは値札を見てから、服を手に取ったりして。
やりたいことがあっても、今じゃない、今はそんなお金はない、といって諦め続ける人生でした。
お金とはなにか?
本田健さんの「金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん」 という本にこんなことが書かれています。
お金とはなにか?
マネーゲームに巻き込まれるとどうなるのか?
金持ちになると幸せになれるのか?
貧ゾウさんは負け組なのか?
仕事の本当の意味とは?
幸せとはなにか?
お金に支配されずに生きる方法は?
お金より価値あるものはなにか?
「みんなお金さえもうかればいいと考えるようになった。お金のために好きでもない仕事をするものもいる。稼ぎの悪い夫を見下すような奥さんも増えてきた。わしらの生活を便利にするはずのお金に、みんな金に支配されてしまったんじゃ」
お金を欲しがる理由の一つに「お金は安心をもたらしてくれる」ということがあります。たとえば、安心感を得るためなら、セキュリティシステムに高いお金を払っ
てもいいと考える家庭はたくさんあります。いろんな保険の商品も同じです。何かあった時のための安心をお金で買っています。
だからこそ余計に、お金が充分にあれば、将来のことを心配せずにすむと考えてしまいがちです。
けれど、それは大きな勘違いなんです。お金があればそれで安心できるとはかぎりらないからです。安心できるかどうかは心の問題だからです。
以前、クライアントさんに「1億円の貯金があることをイメージしてください。安心できていますか?」とお聞きしたことがあります。そして答えは「ノー」でした。「1億円の貯金があってもまだ不安になっている気がする。10億円あっても同じなのかもしれない」と、おっしゃっていたんです。
当たり前のことですが、不安がどこかにあるかぎり、本当の安心というものは手に入りません。世界一の大富豪だったロックフェラーが、お金の心配のせいで不眠症になったそうです。お金がいくらあっても、安心するとは限らないのです。
人はお金の不安を感じると、「もっとお金が必要だ、もっと仕事をしなくちゃ」と考えてしまいます。起業したいといっていたのに、目の前の不安に囚われて、時給の安いパートの仕事に手を出し、時間に追われて何もできなくなってしまった人をたくさん見てきました。
「お金をできるだけ使わないようにしよう」と不健康な節約に走ったりもしますね。数十円しか安くならない卵を求めて隣駅のスーパーまでハシゴしたり、数円安いガソリンスタンドに長蛇の行列ができたりして。
はたまた、お金を稼いでこない旦那さんをなじったりしてしまう人も・・・。
お金と仲良くなるために
お金の不安というのは、たくさん稼いだり、めちゃくちゃ節約するだけでは解消できません。お金の不安を少なくするためには、私はどんなことがあっても大丈夫っていう、自分のなかにある安心感とつながることが大切なんです。
じゃあ手っ取り早く、自分の中の安心感とつながるコツはなんなのか。
これは本当に私もずっと悩んで悩んで、お金に苦しんできたからわかるのですが、社会的になんらかの価値を提供すること、が一番効果的でした。
まわりにすばらしい友人がたくさんいて、豊かさの流れのなかにいると感じることができれば、見えない不安はなくなるはずです。
「私が困っていときはきっと家族や友人が助けてくれる。なにをやっても生きて
いける」と日常的に感じていられたら、ちょっとのことではあわてなくてすみ
ます。
なので、大切なのは「私は大丈夫」という感覚がもてるかどうか、なんです。この感覚を持てるだけで、お金のブロックは外れ、やりたいこともどんどんできるようになれるはずです。
数年前の私は本当に相談者の方と一緒でして。ずっとずっとお金の不安ばかり考えていました。
けれど起業し、いろんな方のサポートをさせていただくことによって、それが喜びや幸せになり
お金のためにやっていた仕事→お金をもらわなくてもやりたい仕事、に変化していったんです。自分の利益を考えなくなったら、不思議とどんどんお金が循環するようになり、いつの間にか月商8桁まできていました。
ぜひ私は大丈夫」という感覚を培ってくださいね。あなたの幸せを祈っています。
こちらのお悩み相談ですが、毎月1日に公式LINEより募集させていただいております。相談してみたいことがある方はぜひ下記よりお申し込みくださいね。
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