薬物療法開始:乳がんと診断されて【60】
10月末から薬物療法が始まった。
💊ベージニオ(朝・夕1錠)
💉フェソロデックス(月1)
💉ランマーク(月1)
この治療は抗がん剤ではなく、分子標的薬を使った治療。
抗がん剤はがん細胞以外の正常な細胞も攻撃する為、副作用が強いけど分子標的薬はがん細胞のみを攻撃する物なのでいわゆる抗がん剤ではないとの説明だった。
※かなり簡略的な説明ですみません。
フェソロデックスの注射は初め2回は2週間毎で、その後は1ヶ月毎に打ちます。注射は左右の臀部(お尻)に1本ずつ。人によっては注射後1週間ほど痛みが出るという。
いつものように新たな治療前に受ける副作用の説明。説明本を見ながら怖い話を聞く時間😣
【副作用】
・息切れ
・咳
・発熱
→間質性肺炎が疑われる
・手足の腫れ、痛み
・息切れ
・胸苦しさ
→静脈血栓塞栓症が疑われる
そして
・下痢
・吐き気
・腹痛
・疲労
・脱毛
特に「下痢」は90%以上の人に発生する副作用で、初回から下痢止めを処方され、飲み方も入念に説明を受けた。
副作用は結構大変そうだけど、仕事は今まで通り続けて良いし、免疫(白血球)もそんなに下がらないだろうから外出も普通通りして良いよ。とのことだった。
転院前の病院で勧められた薬剤は別のものだったのですが、同様の性質の治療だったようです。ただ、前の主治医は「抗がん剤の一種です」と言っていたな…と思い出す😔
病院、医師によってこうも違うのかと実感する瞬間だった。
真っ暗なトンネルに入るにしても懐中電灯を持たせてくれたり、怖くなったら使ってねと非常ボタンを待たせてくれるだけでトンネルに入る勇気を持てる。そんなふうに思った。
ただ不安はゼロではないため念のため診断書を書いてもらう。
「副作用によっては在宅勤務、自宅療養を要することがある」
この診断書があるだけで、いつでも仕事を休める安心感。ある意味お守りのようなもの。
「診断書があるといいかな🙄」と思うと気軽にお願いしてしまうpandaなのでした🐼
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