再発について上司に報告する。:乳がんと診断されて【47】

転移が分かった翌日、朝イチで上司に報告しようとしたら上司は出張で不在だった。

あら、そんな予定だったっけ?🤥

前日までの私は検査結果が気になって、上司の勤務予定なんて全く頭に無かった😅

上司への報告は週明けにしよう。
取り敢えず今のところ仕事は今まで通りできそうだし、業務の引き継ぎも考えなくて良さそうだ。いつも通り仕事に取り掛かる私を見て同僚の1人が
「結果どうでした?」と声を掛けてきた。

「あー、良くなかったです。。あ、でも今すぐ云々って話ではないので大丈夫です。週明けに面談に入っていただけますか?」

「あー、そうですか。わかりました。
じゃあ**日の研修は…」

「あ、大丈夫です。私の方で対応します。」

「そうですか!良かった😄」

なんだ?その満面の笑顔は!😒

そう、検査結果を聞きに行く前に上司とその同僚には腫瘍マーカーが上がっていること、結果によっては今の働き方が出来なくなるかもしれないことを話していた。だから万が一私が居ない時は同僚に代理で対応してもらえるようにお願いしていたのだ。

だから↑の「良かった😄」は私の体調ではなく、自分に業務が降り掛からなくてよかった😌の「良かった」であることは丸分かりだった。

人なんてこんなもんか😟と少し悲しくなる。まぁまだ病状を伝えてないのだから仕方ないか…とも思うし話を聞いて心配を掛けるのも申し訳ないな…とも思う。

自分でも周りにどんな反応をしてもらいたいのか分からない。本当に厄介な病気だ。

**
そして週が明けた月曜日。
朝イチで上司と「良かった」発言をした同僚とで面談。
再発・転移(骨転移)していた事、進行を抑えるための治療が続く事を伝えた。

上司の反応は…
「pandaさんの場合、治療をしてるからこそ小さな転移も発見できた訳だし良かったと思って、、ね。」

また出たよ〝良かった〟😒

なんも良くねーよっ!と心の中で悪態をつきつつ
「そうですね、結果は仕方ないし、自分ではどうにもならないので、出来る治療を受けながらなんとか生きていきます😊」と答えた。

同僚は上司の隣に座り、深刻な表情で話を聞いていた。恐らく想像していたレベルの話ではなかったのだろう。「骨転移」なんて言葉聞いたら怖いよね。

心なしかその場の空気が停止してしまったので

「ということで、そんな感じですー😁取り敢えずストレス掛からないように仕事したいのでよろしくお願いしますー😄」と言うと

上司「適度なストレスは必要じゃない?」

私「仕事のストレスは要らないです」

2人の視線の先には同僚が座っている。

同僚「え?私がストレス源?」

さぁ〜?🙄


再発報告の面談らしからぬ終わり方。

重い空気は極力出さない!
それが今のモチベーションかもしれない🤗

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