太っているのは甘え? 元89kgだった人の話

前提

今回の内容には処方されている薬などの副作用で太っている方は対象に含めておりません。 100%甘えではないので。

結論

結論から言うと、個人的には「甘えと甘えじゃない部分がある」と思っています。
全然結論っぽくないので少し解説しますと以下の感じです。

<甘えの要素>
 ・スイーツやスナック菓子、肉類、ピザやパスタなどの食べすぎ
 ・食べてすぐ寝るなどの太りやすい生活を改善しない
 ・運動をしない

<甘えじゃない要素>
 ・ホルモンバランスにより食べ過ぎる日がたまにある(女性の方が影響は大きい)
 ・仕事の内容などでむしろ太るのが必要な場合

過去に16㎏痩せて、24㎏太った経験談

自分が太ったり痩せたりした時の話を時系列で記載していこうと思います。
※ちなみに自分の身長は高校生の時から172cm~175cmであまり変化していないので、それを踏まえて下記の体重を見てもらえればと思います。

高校1年生の時:78.5㎏  太り気味
高校3年生の時:62.5kg 標準体型に戻る

⇒この2年間は食事が1日1食だったり、ウィダーインゼリーしか飲まなかったりほとんど食事を取っていなかったのと、護身術にはまり合気道をやったり筋トレしてたので痩せました。
ただし、健康的な痩せ方ではないので、筋肉はほとんどついてないですし、体調もあまりよくなかったです。

大学1年生~2年生:65㎏前後
⇒この時は初彼女がいたので、ファッションにも気を使いつつ、
体型維持にも意欲的でした。

大学3年生~24歳:65㎏前後⇒86㎏⇒76㎏⇒89㎏
⇒初彼女と別れて、引きこもり気味になり、見た目にも気を使わなくなって
見る見るうちに太りました。
しかし何故か2人目の彼女ができて、半年ぐらいは10㎏痩せたのですが、
その彼女がいわゆる「デブ専」だったのか、餌付けをされてまた太りだす。
この間、ほぼニート生活を送る。
 ほぼニートだった時の話も需要あるなら書いてみようかな(笑)

25~29歳:85㎏~87㎏
⇒仕事をし始めるが、食生活はあまり変わらず、体重もほとんど変化なし。

29~32歳:85㎏
⇒今所属している会社に転職するが特に食事にも気を遣わず変化なし。
この間に結婚して、子供が産まれる。

32歳の8/22~現在:85㎏⇒76.5㎏
⇒以前記事にも書いた、リーンゲインズとレコーディングダイエットを開始して、3か月で約9㎏近く痩せました。

自分の太り方は100%甘え?

どう考えても100%甘えでしょ!!って言われそうですけど、
実際には100%ではないと思っています。
というのも、食べるものによって分泌される成分が食欲をコントロールできなくなってしまった結果として食べることを抑えられず、太ってしまうという事実があるからです。
つまり、その事実を知っていればここまで太らずに済んだ可能性があるということです。

食欲とホルモンの関係性について

ストレスを溜めるとストレスホルモンのコルチゾールが副腎皮質から過剰に分泌されます。
そして、ストレスに対応するためにエネルギーをたくさん確保します。
エネルギーとして効率が良いのはアミノ酸脂質(カロリーが多い)が必要になり、食欲が増進します。
また、コルチゾールが多すぎると摂食抑制作用を持つホルモンのレプチンが減少します。
その為、食欲の抑制機能が低下し、満腹感を感じにくくなってしまいます。
さらに、ストレスが増えることにより幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが減少します。
セロトニンは甘いものを食べたときに分泌されますので、セロトニンが不足しているときは甘いものが食べたくなり、これも肥満に関係してきます。

食欲を抑えられない人は食べるものを変えてみよう

食品の中で、食欲を増進する作用があるものとして以下の3つが典型的なものとなります。
 ・化学調味料(アミノ酸と書かれている場合もある)
 ・油
 ・砂糖

例えば、揚げ物は油が多く含まれており、加工食品についてもこの3つ全てが入っているものが少なくありません。
また、これらが多く含まれるものは「美味しいもの」と思う人が多いので、食べ過ぎてしまう傾向があります。
満腹中枢にも影響があり、実際には満腹であったとしても、食べ物の刺激の方が強すぎて、さらに食べてしまうといったことも起こりえます。

その為、食べるものを変えるだけで、実はさほど食べなくても平気だと自分の体に覚えさせて、その結果として自然と痩せていくことができるという事実を覚えておくとよいと思います。

※ちなみにおすすめの食べ物については過去に書いた以下の記事を参考にしていただけると嬉しいです。
 参考:リーンゲインズについて

まとめ

ストレスがたまることにより、間接的に食欲が増進してしまい、肥満になりやすくなるということがよく分かったかと思います。
実際に自分の甘えも大きくあったかと思いますが、この事実を知ることで、食欲を抑えられないのは自分の意思が弱いから…とか落ち込む必要はないということを知ってもらえればと思います。

あと詳しくは書きませんでしたが、セロトニンは朝起きてから14時間後にメラトニンになり、睡眠に深く影響してきます。
朝起きた時に日光を浴びることで、セロトニンの分泌が促されますので、
夜寝て朝起きるという生活リズムに気を付けることも肥満解消には大切だと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、また!

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