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79 服作り

どうも、全然風邪が治らないお年頃になった私です。

先週ひいた風邪が治らないのですが、心当たりはあります。毎日布団を剥いで寝ているのです。明け方に咳き込む咳き込む。
寝ている時の温度管理みたいな、生活の微調整の仕方がちっともわかっていない中年初心者の私。
これからうまく調整できるようになるのでしょうか。

さて、私は今まさに服を縫っています。
夫の誕生日が来月に、いやなんならもう2週間後くらいに迫ってきています。(どうしよう、絶対また間に合わない)
別にそうしようと決めた覚えもないのですが、毎回夫へのプレゼントはなんか作ってます。
だって私には小遣いがないので、うちの家計から彼へのプレゼントを買うって変じゃない?
だってその主たる稼ぎ主は夫だぜ?ということで材料費はかかるけど自分の手で作るようにしています。

去年はプルオーバーを作りました。
勿体無いとのひと言で一回も袖を通されてません。無念。部屋着として今日から着せますわ。
一昨年は甚平を作りました。
今年はどうしようかなと考えて、ネットで血眼になって自分でも作れそうなものを探していて、ふと目に入ったのがヘッダーに載せた本。
小さいサイズであれば女性用にもなるとのこと。
それいいじゃんということで、メンズ服という高い壁にチャレンジすることにしました。

レディースに比べてメンズってなんでこんなに面倒なんでしょうね。
フォーマルとカジュアルの間がすこーんと抜けている感じ。女性者ならば、カジュアルすぎないけど簡単に作れるワンピースなんか山ほどあるのに、メンズはない。
シャツかTシャツの二択になるあの感じ。
ああ、もうただの愚痴です。
去年のプルオーバーの時に思ったのですよ。
ニット地はもう縫いたくないと。Tシャツなんてもってのほか。(伸びるのよ)
では、シャツを、とは思うけどボタンホールの面倒臭さはFujiyama級(ミシンないからね)

ああーもう!と思いながらもっとも簡潔にことが進みそうなリネンのベーカーワイドパンツを作ることにしました。
でもやっぱりメンズ服作りはラビリンス。
知らないパーツがある(前あきのせいです)
あとポケット多い。

とまあ、ブツブツ文句を言ったり不安になったりしながら服を作る工程は嫌いではないです。

何よりも日常の見逃している物の成り立ちがわかるのは私にとってとても晴れやかな気持ちになるのです。


服作りはご飯作りに似ていると思うのです。
完成品をまずイメージしすぎてしまうと大変に面倒だったり到達できない気持ちになるけど、一つ一つの工程だけを見ればそんなに大層なことはしていなくて、その都度丁寧を心がければ大体のことはできてしまう。
熟練した技がなければ一級品はできないかもしれないけど、日常の作業人としてもそれなりに愉しいものが作れる。
あと、無心になれるところも大変に似ています。


それにしても我ながらやることを詰め込みすぎてて、白眼。
間に合うのか、今年の誕生日。

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