126 贈り物
この春の皆さんの大きな決断を
横目で生温かく見守りつつ、
自分は全くいつも通りの生活を営んでおります。
私といえば、
特に大きな動きもなく、
日々の小さな動きを
ルーティン化することをせっせとしています。
その中でも大きな比重を占めるのが
手仕事の中でも手芸。
今は
お世話になっている先生への
誕生日プレゼントを作り上げ、
次の夫の誕生日プレゼントに
移ったところです。
先生へのプレゼントは、
先生にちなんだモチーフを刺繍して、
ハンカチとブローチに仕立てました。
まあ、本音から言うと
素人が作った刺繍なぞ誰が喜ぶか、
とは思うんだけど。
商品価値があるわけではないからね。
でも、ひたすらお世話になりっぱなしの、
年上で、私たちよりはるかに豊かな生活をしている人へのプレゼントに
何を贈ったらいいのか私にはわからなかったのです。
ならば、少しでも気持ちを伝えられる物を、と。
社交辞令の比重が大きい贈り物であれば
基本的には消え物一択で考える私ですが、
今回はもう少し自分の労力をかけて
何かを作ってみたかった。
喜んでくれるかはわからないけど、
作り上げることができて良かった。
そして毎夏恒例の
夫の誕生日プレゼント製作。
今年も仕事に履いていけるような夏のズボンを
作り始めました。
毎年なんらかの技術的成長を図って、
無理難題にチャレンジしているのだけど、
今回もまた1つ向こう側の風景をみることができそうな、
そんなものを作製中。
とにかく縫い始めるまでの下準備が苦手で
肩が凝ります。
今年はいつもと違ってちゃんと誕生日に間に合わせたい。