禁酒してる話
自称酒袋でお酒大好き、居酒屋の雰囲気が好き、おいしいお酒とおいしい肴のマリアージュに感動していたい。
そんな毎日を送っていました。
しかし、気づいてしまったのです、いろんな失敗を重ね、情報を入れるうちに、
お酒はドラックであることに、目を背けるわけにはいかなくなってきてしまいました。
きっともともと飲める方ではないのでしょう、肝臓もきっと弱い方なのでしょう。
こう思っていました、「酒飲んで記憶ないわ~」って言うやつ、絶対嘘。
ンな訳あるかい、覚えているわ。何がおいしくて何が楽しかったのか忘れるやつはいないだろうと。飲みすぎたパフォーマンスで言ってると思ってた。
でも、その時は突然来ました。
デキャンタでワインと日本酒をがぶ飲みしていました。
目の前が真っ暗になり、生命機能としての視覚が終了し、何も考えられなくなったのです。
わずかに、声をかけてくれる人の音声は聞こえていました。
死ぬ間際って聴覚だけは最後まで残るというのは本当なんだなと思ったりしていました。
次の日、記憶が抜け落ちていました。
自分のことが信じられなくなりました。
飲みすぎると脳に障害が出ることもあると知りました。
怖くなったので、お酒を飲むことはやめました。
自己肯定感も下がるし、私はお酒で稼ぐメリットがある訳でもないので、
もうお酒を飲むのはやめようと決めました。
適量なんて個人差があるのでわかりません。
楽しくて飲みすぎてしまうことがあること、それを止められる自制心は私には無いことを学習しました。
だから私は禁酒しました。
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