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ストレスでいっぱいいっぱいのときは

気温の変化からのストレスか環境のストレスか、眠れない、イライラする、落ち込む、お腹が苦しいといった症状を訴える方が少しずつ増えております。

気滞ですね

これらは気滞(きたい)と言って、本来スムーズに巡っているはずの気の流れが滞った状態です。気滞になるとその他、呼吸がしづらい、咳がでる、胸苦しい、下痢と便秘を繰り返す、残便感・残尿感、ヒステリックな反応、緊張感、食事が喉を通らないなどといった症状が出やすくなります。

滞った気を巡らせるには、朝の散歩や深呼吸、三つ葉、紫蘇、パクチーなどの香草や、みかん、オレンジ、グレープフルーツなどの香りの良い食材の香りを嗅ぎつつ食べること、好きな香りのアロマやボディークリームなどを使うことなどが効果的です。漢方なら、四逆散や逍遥散、加味逍遙散、抑肝散陳皮半夏などがよく使われます。

逃げていいんだよ

もし頑張れなくて苦痛なら、それはあなたが弱いわけじゃなく、その環境があってないだけのことも多々あるので、環境を変えることも大切です。そしてそんなときは、逃げていいんです。「逃げる」というとすぐに悪いことと思われる方もいますが、「逃げる」というのはただの選択の一つで、言い換えれば方向転換であり、脱出です。その先にはもちろん楽園が常に待っているわけではなく、新たな苦労もあることもあります。ただし、それも含めて、自分の人生は自分で選択できるということを忘れないでください。

世の中には休まないこと、続けることが重要とされている風潮もありますが、合わないことを我慢して続けることが常に大切なことでは決してありません。選択肢は常にあること。新しい世界はどこにでもあることを知ってほしいです。

しんどくなったら思いっきり愚痴ったらいいし、不満をぶちまけたらいいです。そして落ち着いたら1週間また頑張ってみる。それでもしんどいなら、やめたらいい。私はそう思います。命を削ってまで頑張る必要は無いです。新しい職場、新しい学校、新しい環境、それがたとえ喜ばしいこと、望んだことであっても、変化は常にストレスです。無理せずゆるく、深呼吸して、ストレッチして、生きてください。

私は間違っていた

このように私は今まで、やめていい、逃げていいってずっと思っていたし、伝えていました。でも先日、お客様で心理カウンセラーさんとの相談があり、そのときに、「「やめていい」って言ってしまうのは傲慢だ。やめたくてもやめられないから相談に来ているわけだし、その通りなんだけど、その正論を言っちゃうともう泣き言が言えなくなっちゃうよ。」と言われハッとしました。

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