大熊ねこ

京都・大阪を拠点にお芝居をしております。ワークショップデザイナーでもあります。 わたし…

大熊ねこ

京都・大阪を拠点にお芝居をしております。ワークショップデザイナーでもあります。 わたしと演劇にまつわるエトセトラをことばにしてみようと、ゆるやかな気持ちで始めました。 演劇とジャイアントパンダをこよなく愛し、宝塚歌劇とお笑いと阪神タイガースとお酒についても熱いです。

最近の記事

『そのとき』にしか創れないものがある

中学1年生の春、なんとなく部活動には入ろうと思っていた。自分は運動音痴だと薄々気付いていながらも、なんとなく運動部に入ると「なんか部活っぽい」感じで楽しそうだなと漠然と思っていた。入学してすぐに席の近かった友人がバスケ部に入ると言っていたので、私もバスケ部に入るのだろうなと思っていた。 ゴールデンウィークごろに文化祭があった。演劇部の発表を見た。 1週間後、私は自分でもよくわからないまま気がついたら演劇部に入部届を出していた。 私が入学したのは阪神間の某中高一貫の女子校

    • 今の自分からどうしようもなく生まれてくるもの〜中高生のための「演技」ワークショップ

      今回は2023年2月18日(土)に東山青少年活動センターにて開催した、「中学・高校生のための演劇ワークショップ「演技」ワークショップについての記録です。 この「中学・高校生のための演劇ワークショップ」全体の趣旨は、前々回記事「トライ&エラーでいいじゃない〜中高生のための「脚本の書き方」講座」の冒頭をご参照ください。 「脚本の書き方」「演出」はそれぞれ劇作家・演出家の方に講師を依頼しましたが、今回の「演技」はわたし自身が本職ということで、自ら講師を担当しました。 そういうわ

      • 言葉を尽くして伝える〜中高生のための「演出」ワークショップ

        今回は2023年3月18日(土)19日(日)に東山青少年活動センターにて開催した、中学・高校生のための演劇ワークショップ「演出」ワークショップについて書き留めます。 この講座の趣旨は、前回記事「トライ&エラーでいいじゃない〜中高生のための「脚本の書き方」講座」の冒頭をご参照ください。 「演出ってコツがあるの? てゆーか、『演出』って何?」 このチラシのキャッチコピーをつけようとなったとき、この言葉がぽんと浮かびました。 高校生だった頃のわたしが心の中で思っていたことです

        • トライ&エラーでいいじゃない〜中高生のための「脚本の書き方」講座

          2023年2月12日(日)と3月12日(日)に、東山青少年活動センターにて、中学・高校生のための演劇ワークショップ「脚本の書き方」講座を開催しました。 この講座は、「もっと知りたい演劇の創り方!」と題して開催したワークショップの一環で、京都の演劇に興味がある中学・高校生向けに、学校を超えて自主的に演劇を知ることができる場を創りたいと、私が企画しました。 このようなワークショップを開催したいと思った意図はまた別記事でちゃんとまとめようと思いますが、中・高校生向けの演劇講習会

        『そのとき』にしか創れないものがある

        • 今の自分からどうしようもなく生まれてくるもの〜中高生のための「演技」ワークショップ

        • 言葉を尽くして伝える〜中高生のための「演出」ワークショップ

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