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<破邊洲 Po Pin Chau>断崖絶壁はまるで火曜サスペンス!|香港の離島や山々をめぐる会⑩

圧倒的な景色で私たちを驚かす、破邊洲(ポンピンチャウ)のご紹介です。毎週月曜日にお届けしているこの香港マガジンの山登り特集ですが、かなり充実してきましたね🐼それでもまだまだ行く場所があるというから驚きです。逆に皆さんの香港のイメージが山や海になっていないか心配です…。ネオンと夜景、飲茶もありますからね。

さて、話は戻りまして今回行く破邊洲(ポンピンチャウ)へ。場所は九龍半島の北東部、西貢(サイクン)の東方。途中から通常の車は入れないエリアで、特別な許可を得た車とタクシーのみとなります。片道運行・時間限定のバスはありますが、メインの移動手段はタクシーです。

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少し見にくいのでGoogle Mapでもご確認ください。

アクセス方法はまずは、MTRの觀塘線で彩虹駅C1出口付近のバス停からミニバス1Aにて西貢埠頭まで(ミニバスターミナル)。HKD9.7(約140円)、所要30分です。

ここから、タクシーに乗り換えてハイランド東貯水池まで約HKD120(1,700円)、所要30分程度です。

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さすが新界地区、タクシーがですね。香港ではエリアによってタクシーの色が違うのが特徴ですね。初めて香港に行ったとき空港でキョロキョロしていたことを思い出しました。そんなこんなでハイランド東貯水池に到着。

ここは、HSBC銀行の2018年末から利用され始めた新500香港ドルのデザインになっている場所で有名です。マクリホーストレイルという香港では一番長く有名なトレッキングコースの重要なポイントになっている事もあって、ハイカーや観光客でも賑わう場所です。

また、この辺一帯が香港ジオパークと呼ばれており、地質学的には非常に興味深い地域だそうです。難しいですね、地質学の面白さは私にはまだちょっと…です。

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ハイランド東貯水池全景です(⇩)

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画像の中心部分がHSBC銀行発行の500香港ドルのデザイン元です。香港は3つの銀行から、それぞれ違うデザインの紙幣が発行されています。そんなあちこちからお札発行してるとは、これも驚きです。

こちらはハイランド貯水池です。一見すると湖みたいですね、緑も好きですがやっぱり水辺が好きだな~。それにしてもオーストラリアみたいな見た目だと思うのは私だけでしょうか?

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さて、本題の破邊洲(ポンピンチャウ)へ向かっていきましょう。
東ダムの下の方からアクセスした方が楽なのですが、我々は山越えルートでのぞみます!前方に見えている一番奥が破邊洲になります。

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破邊洲(ポンピンチャウ)!なんと、素晴らし景色。ですが、柵もなく足がすくみます。ちょっと、バランスでも崩すと真っ逆さまに海へ転落、、、火曜サスペンス顔負けです。

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この崖こそが今回のハイライト、まさかの序盤にメインが終了してしまいましたが、トレッキング活動として歩みを進めます。(かっこいいこと言ってるけど、単純に道を間違えただけ。)

地図にないいろんな道があって、ほんとに大変です。香港の山は携帯電話が通じますので、地図上で位置情報がわかるのだけが救いですね。そもそも地図が読めないよ、という方はもうそれはガイドさんと一緒に行きましょう。

香港の離島&山岳専用ガイド手配 <日本語ガイドのみ>

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お決まりの頂上の棒です。これは花山頂上からの景色。

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さて、ここから、上の2枚目の中央にちょっとだけ見えるビーチへ行きましょう!

白腊灣(パックラップビーチ)といいまして、海の家や宿泊施設なんかもあります。その他、シャワー設備や着替える場所、各種ウォーターアクティビティーなどかなりの充実ぶりです。人のいる場所を離れて楽しみたいという思いはみんな一緒のようですね、需要と供給があっています。

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シーカヤックが盛んな場所らしく、シーカヤック教室やっていますね。あれ、、、そういえば、ここ、公共の場所での2名までの集団制限はどこいった???

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白腊灣を上から見てみます。かなりの透明度で、白砂で、The海水浴場って感じですね。香港という都市のイメージですが、自然に関しても可能性を秘めている地域ですね。ただ、どこも車道が通じていないなどの、交通の便が悪いってことが共通点です。

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最後に、東Y村を経由して戻りましょう。途中、ウニで有名なレストランを通過。「海膽養殖場海鮮菜館」という養殖場が経営しているレストランです。

食べたい気持ちはあったのですが、独自に自主練期間中はレストランでご飯を食べない、としていたので横目に通り過ぎます。。

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やっぱり大人数でご飯を食べたいですね、みんなを守るためなので仕方ないですがちょっと寂しいです。

数々の山や離島を紹介していますが、香港の別の顔が浸透してきていますでしょうか?住んでるから分かる、知っている香港を引き続きご紹介していきますね。
来週の月曜日をお楽しみに!

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