見出し画像

<東平洲(トンピンチャウ)>香港最北東端の秘境度満点の島に行ってきた!|香港の離島や山々をめぐる会⑱

こんにちは、パンダバスです。外出時の行動制限や海外渡航がまだできないため国内で足腰を強くするべく、ハイキング活動に精が出ています。それにしてもまだまだ香港には山も海も島もあることに驚きを隠せません。

ちょっと変わり種 香港最東端の無人島「東平洲 」をお送ります。

まずは基本情報

位置関係から。なぜこの島が香港領なのか疑いたくなるほどに深圳寄りです。

画像1

さて、東平洲の基本情報にいきましょう!昔は有人島も、現在では無人島(大陸人の不法侵入を防ぐために、警官は島に常駐)となっています。元住民は休日だけ帰ってきて、レストランなどを経営しているライフスタイル、ちょっと独特ですね。

東平洲に山がなく、小高い丘だけ。(最高地点は36m)

<こんな人におすすめ>
・海岸浸食(奇岩)マニア
・廃屋マニア
・キャンプ
・海水浴
・ぼーっとしたい人

<アクセス>
MTR東鉄線の大学駅から徒歩10分の馬料水ピアからフェリーで片道90分
土日祝日のみの運行
・土曜日
9:00、15:30 馬料水ピア発
17:15 東平洲発
・日曜日
9:00 馬料水ピア発
17:15 東平洲発
運賃は往復HKD90(約1,260円)

今回のスタートは、MTR東鉄線の大学駅から。

大学といっても、香港大学ではありません。香港中文大学の最寄り駅です。香港大学は香港島にあり、MTRにも香港大学駅というのがあります。

画像2

大学駅から徒歩10分で馬料水ピアまで行きます。このピアは、東平洲行きの他にも、塔門(グラスアイランド)吉澳(クックドアイランド)などに行くフェリーの乗り場でもあります。

しかし、とても混んでおりまして、船3艘での運行でした。

画像3

今回、乗船する船の外観と船内。

画像4

画像5

もう少しで到着です。平な島が見えてきました。最高地点が36mという、なんとも登りがいがなく…

画像6

到着~。凄い人です。

画像7

早速、ハイキングに行きましょう!海岸線です。

いざ、ハイキングへ

砂はとてもキレイでした。ですが、全体的に石が多いのがちょっと気になりますね。

画像8

透明度も高いです。夏に海水浴で訪問するのも良さそうですね。

画像9

奥には深圳側のマリオット ホテル ゴールデン ベイが見えます。

画像10

島内を1周できるハイキングコースがあります、平坦コースなので、お子さんでも楽々。

画像11

ここからは海岸浸食と奇岩を連続してご覧ください。

一番上の画像の場所は撮影スポットの一番人気。どうやら、奥と手前が侵食により貫通しているようで、谷のようになっています。友達に地層オタクがいたことを思い出し、連れてきたらはしゃぐだろうな~と想像が止まりません。

画像12

画像13

画像14

画像15

はるか彼方に、香港三尖(さんせん/尖っている山)のシャープピークが見えます。シャープピークの様子はこちらからどうぞ。

画像16

さて、おなかも空いてきましたので土日祝日限定営業のレストランでの食事のご紹介します!島と言えば海鮮料理!期待は高まりますね。

ランチ:新昌

レストラン名は「新昌」、全席がオープンエアになります。

画像17

続いて、今回食べた品々を見ていきましょう。

■岩海苔のスープ(岩海苔は東平洲産)

画像18

■レタスのオイスターソースかけ

画像19

■揚げ豆腐

画像20

■イカのから揚げ 

画像21

■エビと卵のチャーハン

画像22

■ムール貝入りカレーチャーハン

画像23

■ゼリーと小豆入りココナッツジュース

画像24

とにかく、イカが絶品でした。サクッと噛み切れるあたり、かなり新鮮なイカを使っていると思います。岩海苔スープも〇。この2品はぜひとも食べてみてください。

合計:料理6品(飲み物除く)でHKD380(約5,300円)
量的には大人4名くらいまで賄えますので、1人1,300円程度でしょうか。
ちょっと高めですね。

最後に、今回食事した奥のもう1軒のレストランにて撮影。この島でとれる海産物らしいです。

左から、フジツボ、亀の手、ウニ、あさり。食べ方は、茹で、茹で、生又はウニ炒飯、炒め。

画像25



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?