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マレーシア・COVID-19対策について(6月15日アップデート)

こんにちは、マレーシアからお知らせです🐼
前回の記事から、さらにアップデートがありましたのでお伝えします!

現在マレーシア全土にて施行されているロックダウンに関しまして、規制期間6月28日までではありましたが、先日報告しました国家回復計画に沿う緩和条件に満たさず、引き続きロックダウンの継続が発表されました。

次の段階への移行については下記の要件となっておりますが、

・一日あたりの新規感染者数4000例以下。
・ICU病床使用率の回復。
・人口の10%のワクチン接種率。

いまだ5千名台が連日続いている点、またワクチン接種率も10%未満の状況であり、フェーズ2への移行については、未だ見通しが立っておらず、政府からの具体的な日付の発表も無い状況です。

今回のロックダウン継続の発表に伴い、一部の国家回復計画についても内容の更新(営業可能時間の延長など、少しばかりの緩和)がございましたので、下記在マレーシア日本大使館のお知らせを転記させていただきます!

●6月27日、イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣は、「完全ロックダウン」第一段階の継続を含む「国家回復計画」の段階ごとの規制(SOP)の一部を発表しました。

●「完全ロックダウン」第一段階の継続
・第一段階は、主要な3つの指標に到達するまで「国家回復計画」上で維持される。本日、ムヒディン首相から発表があったとおり、政府は全国における第一段階の期間をさらに維持することを決定した。
・SOPはこれまでに発表された内容が維持される。
・飲食店・レストランなど食品販売の営業時間を午前6時から午後10時までに変更する。(6月28日から有効)

●第二段階
(1)(追加的に)許可される経済活動
・製造部門(午前8時から午後8時まで)
自動車(車両及び部品)、セラミック、輸出用家具工場、ゴム、鉄鋼、セメント
・貿易・流通部門(午前8時から午後8時まで)
書籍・文房具店、コンピューター・電気通信、電気製品、洗車、理髪店(基本的な散髪サービスのみ)

(2)移動関連
・州間・地区間移動は許可されない。
【例外】試験対策授業を受ける学生と教師の移動。緊急時など特別な場合のみ遠距離の夫婦の移動は国家警察の許可を得れば可能。

(3)店舗の営業時間
・レストラン、飲食店、屋台、フードトラック、フードコート、キオスク等(午前6時から午後10時まで)(当館注:店内飲食については、第三段階に記述があります。)
・ファーマーズマーケット及び朝市は午前7時から午前11時まで許可される。ただし、野菜、果物、卸売商品、加工鶏肉、海鮮、牛肉の6種の商品のみ。なお、週市と夜市は営業を許可されない。

(4)スポーツ
・接触を伴わない個人で行うすべてのスポーツ活動とレクリエーション活動が許可される。

●第三段階
(1)許可される経済活動

・リスクの高い活動(スパ、マニキュア・ペディキュア、パブ・ナイトクラブ)以外のすべての経済活動が許可される。

(2)移動関連
・地区間移動が許可される。州間移動は許可されない。

(3)営業方法の緩和
・身体的距離を保ち1テーブルに2名まで店内飲食が許可される。
・自家用車、タクシー・e-hailing等の公共交通機関は、運転手を含め3名まで乗車可能。
・SOPにしたがって、夜市、ファーマーズマーケット、週市の営業が許可される。
・SOPにしたがって、ビューティーサロンの営業が許可される。
・教育省、住宅・地方自治省、地方開発省やその他政府関係機関の管轄の下にある学校、公立・私立の高等教育機関、技能訓練機関やその他教育機関等の教育部門の開始は、教育省、高等教育省のカリキュラム及び保健省のリスク評価に基づく。
・社会的活動は許可されない。ただし、一度に最大10名まで自宅へ訪問者や客を招くことができる。
・州内での観光活動が許可される。観光地の開業はリスク評価とSOPに準ずる。
・観客を伴わないライブイベントは許可される。

●第四段階
・新規感染者数が低く、公衆衛生システムが安全なレベルに落ち着き、ワクチンプログラムが集団免疫を達成した時に実施される。この最終段階を迎える時、我々全員が、SOPに準じてほぼ全ての部門の活動が許可される日常生活に戻ることができる。

●イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣の発表の詳細については以下をご確認ください。

●「国家回復計画」における各段階の緩和条件の詳細については、以下の当館ホームページをご参照下さい。

上記 抜粋:在マレーシア大使館お知らせより 

状況は変更になる可能性がありますので、最新情報はご自身にてご確認ください。

一進一退の状況にはなっていますが、引き続き健康管理に気を付けて生活をしていきましょう🐼

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