#02 クルマクルマヒトクルマヒトクルマ🚗 -どぅー-

こんにちは!にょぎどぅー日記の「どぅー」です。にょぎどぅー日記は、ひょんなことからバングラデシュにしばらく住むことになった仲良し女子大生「にょぎ」「どぅー」の2人が、バングラデシュでの暮らしを通して考えたこと、感じたこと、学んだことを発信していきます。全く思考回路・性格が違う2人が、同じテーマをもとにゆるっと書いていきます。日本に住んでいたらきっと気づかない「日常の当たり前ではなかった当たり前」を発信することで、少しでもみなさんの世界が広がったらな、と思います!

今回のテーマは「バングラディシュの道路事情」。にょぎよりもちょっとだけバングラ歴が長い私からは、このカオスな状況を乗り切るための工夫、心構え、楽しみ方(!?)をお伝えしたいと思います!

短距離ならばリキシャが1番!

バングラデシュの街並みを見て一番に目に飛び込んでくるのは色とりどりのリキシャだと思います。車に混ざってたくさんのリキシャが人を乗せて走っていたり、道の端にはリキシャのお兄さん達が集まっています。ちなみに、リキシャはそのままリキシャと言います!
リキシャは基本値段交渉をします。初乗りが20tk(30円弱)で、距離とその日の気候とリキシャ引きの気分で変わります笑 どこからどう見ても外国人の私にはものすごい大金を言ってきたりします。50tkくらいで行きたいな〜と思ってるのに、200tkとか強気な値段を言ってきて、目玉が飛び出るのはしょっちゅうです。
この時、リキシャがたくさん集まっているところで値段交渉をするのがコツです!私たちにはリキシャを選ぶ権利があるので、高い値段を言ってくるやつは選ばず、次のリキシャに声をかけます。これを繰り返すと、リキシャ側から声をかけてくれるようになります。俺ならいくらで行けるぞー!みたいな声が聞こえてきます笑 一発目に声をかけたリキシャには乗らないことが結構あります笑

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車の距離ならCNGを使う!

CNGは天然ガスで動く小型タクシーです。私は最初空港から出た時に「かわいい〜めっちゃ乗ってみたい〜〜」とテンションが上がったのを覚えています。今ではほぼ毎日のように乗っていますが…。
CNGには、リキシャのように値段交渉をして乗るバージョンと、循環型で相乗りのバージョンがあります。前者は、リキシャだと遠いんだよな〜という距離(3kmくらい?5kmくらい?場所による)で使います。内側からしか開けられないドアが付いていて、ものによっては扇風機がついていたりもします。内側からのみ開閉可能なのは、ダッカの大渋滞にやってくる物売りや物乞いの方々とのトラブルを防ぐためなんだとか。渋滞でゆっくりと動く車やCNGに対して声をかけてくる方が多いのは事実なので、確かに外から開けられるようだと危ないかもしれません…。一方で相乗りの方はドアがありません。好きなところなら乗って好きなところで降ります。後ろに3人と、運転手の両脇に1人ずつの計5人のお客さんを乗せて走ります。運転が荒い上にかなりぎゅうぎゅうなので、しっかり掴まっていないとリアルに落ちます。前列には女性は乗れないという決まりがあり、後ろに乗っている男性が前列へ移動してくれるのを待つか、次のCNGを待ちます。女性がたくさん待っている時は…近くでスタンバっているリキシャが声をかけてきたりします(頭いいね)笑

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市民の足!超ボロボロのバス!

ダッカ内には、動いているのが不思議なほどボロボロのバスが走っています!キレイなものはひとつもなく、全部が汚いというのが肝です。笑
それでもみんなが使うのは、とにかく安いから。Uberを使うと500tkくらいかかってしまう距離を、30tkで行けてしまうほど格安で、慣れてしまえばバスを選びたくなります。
バス停はあるところもありますが機能していないので、道端から乗りたそうな顔を見せて乗せてもらいます。行先が書いてあります&方面を叫んでいるお兄さんがいますが、ベンガル語は読めないし、自分の目的地を通ってくれるのかよく分からないので、自分の目的地を叫ぶと教えてくれます。バスはスピードを落とすだけで停止はしてくれないのでエスカレーターの乗る感覚で飛び乗ります。空いていればいいのですが、通勤ラッシュの時間などは山手線状態で、何台か見送らないと乗れません。並ぶということをしないので完全に早い者勝ちで乗り込みます。遠慮せずにいち早く手すりを掴んだ人が乗れるため、律儀な日本人の感覚で行くと一生乗れません笑

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交通手段の豊富さが魅力!

ここまで紹介してきたリキシャ、CNG、バスに加えて、Uberなどの交通サービスも含めると車やバイクまでも使うことができます。また、ダッカ内にはMTRが開通予定です。
移動距離や天気、交通状況などから考えて最適な交通手段を選べるのは面白さのひとつです。街の発展に伴って選択肢が減っていきませんように…。

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