いつかの夏の日

暑い日が続いている。今年は去年とは違って、まだまだコロナがおさまっていないけれど、それでも、去年よりは活動できているように思う。

去年は娘っ子が、受験生だったこともあって、それにコロナ。受験生っていう重たい枷が娘っ子の肩にのしかかって、今までにないくらいの勉強量をこなしていた。

お盆も関係なく夏期講習に通っていたなぁ…

今年は、無事に高校生になって、でも1年前には想像していなかったくらい、アグレッシブに部活動をやっている。まさか陸上部に入るなんてね。商業科に入りたいっていう目標はブレなかったけれど、部活は簿記部か珠算部、要は文化系、生産系と呼ばれる部活に入部するつもりでいたから。

中学の陸上部の顧問のW先生に

「娘っ子さんには高校で陸上部に入って3年間頑張ってもらいたい」

っていう熱烈オファーを受ける形で、9月以降は陸上部の朝練に参加させてもらって(娘っ子は茶華道部だった)受験前までコロナの影響を受けながらも部活動ができなくなったりしながらも、3月に無事に高校合格し、夏休み前までとにかくガムシャラに部活動を頑張ってきた。

最初、中学校の朝練に参加するだけでも全身筋肉痛に悩まされていて、痛い痛いって言ってた娘っ子。4月に入って高校の部活に参加するようになって、今までとは全く違う高校の練習メニューに、今までに味わったことのない筋肉痛に、娘っ子は

「中学の練習なんて、めちゃくちゃ甘かった」

って泣きそうになってた。


夏休みに入って、平日1日のオフ日があって、久しぶりに中学校の練習に参加させてもらった娘っ子。

「チョー楽」

と、ものすごく楽しそうに帰ってきた。久しぶりに顧問のW先生と話せたことも楽しかったみたい。担任の先生でも教科担任の先生でもない(中1の時の体育の教科担任で、学年主任だっただけで、2、3年生は外れてた)先生が恩師になるとはね。


投擲の専門部門がない中学校だから、娘っ子が顔を出したことで、W先生は、在部してる後輩が2名ほど砲丸投げをしていることもあって、

「娘っ子さん、その二人に砲丸なげ教えたってよ」

って言われたとか。娘っ子、砲丸なげはまだまだ初心者ですよ?

娘っ子も

「えっ?私、専門は円盤なんやけど…しかもまだ初めて3ヶ月なんですけど?」

ってとまどいながらも、1時間ほど練習方法やらコツやらを教えたんだって。

後日、高校の部活の先輩にそのことを話したら…

「誰かに教えなくちゃいけない、っていう状況があると、自分もしっかり学ぶし、教えることによって自分もまた勉強になるから、いいんじゃない?」

って言われたんだと。さすが先輩。いいこと言う。娘っ子、勉強になるね。

中学の後輩のうち1名は、中3だからもしかしたら来年、同じ高校にくるかもね。次は木曜日、また中学行くんだよね。がんばれ。

日曜日しか休みじゃなくなるけどね。まぁいいんじゃない?家でゴロゴロしてるよりは、外で身体動かすの、大事よね。


秋には新人戦があるから、ひとつでも上の大会に行けるようにがんばってね。

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