見出し画像

「Prompt Composer」で可能になる、より洗練されたプロンプト制作方法

プロンプト作成のプロセスを根本から変える、新しいプラグイン「Prompt Composer」が登場しました。従来の「Comfyui」の小さな入力欄に代わり、このプラグインはプロンプトの順序と内容を、より論理的かつ整理された方法で調整できるように設計されています。重要なのは、提示語の重みをスライダーで調整しながら、プロンプトの制作ができる点です。ここでは、「Prompt Composer」の機能と利点を詳しく解説します。

「Prompt Composer」の主要機能

  • プロンプトの連鎖と調整: ユーザーは入力したプロンプトを連鎖させることができ、それぞれのプロンプトの重みをスライダーで調整することが可能です。

  • 効果とスタイルの選択: 内蔵された効果やスタイルのプロンプトパックから選択し、同様に重みを調整できます。

使用方法

ユーザーはノードを組み合わせて、必要に応じて論理的なグループ化をしながら、プロンプト用の文字列を順序付けできます。個々のノードは任意の順序で連鎖させることが可能です。

利用のながれ

  1. プロンプトの連鎖: 複数のプロンプトを入力し、それらを連鎖させます。

  2. 重みの調整: 各プロンプトの重要度をスライダーで調整します。

  3. 効果とスタイルの選択: 豊富な内蔵プロンプトから選び、プロジェクトに適したスタイルを加えます。

  4. 最終的なプロンプトの生成: すべての選択と調整が完了した後、プラグインが連鎖されたプロンプトを最終形に生成します。

カスタマイズ

「lists」フォルダには、スタイルとエフェクトノードのリストエントリを含むTXTファイルが含まれています oai_citation:3,GitHub - florestefano1975/comfyui-prompt-composer: A suite of tools for prompt management

SDXL Turbo ワークフロー

ワークフローフォルダでは、「SDXL Turbo」構成をダウンロードして使用でき、一部のカスタムノードが既に挿入されており、すぐに使用可能です oai_citation:4,GitHub - florestefano1975/comfyui-prompt-composer: A suite of tools for prompt management

注意事項

高度なフォトリアリズムを目指す場合は、「FormulaXL 2.0」の使用を推奨します。

これらの機能により、プロンプト作成プロセスはより洗練され、ユーザーのニーズに応じて柔軟にカスタマイズできるようになります。

「Animatediff」のプロンプト旅行形式との比較

  • 「Animatediff」はプロンプト編集においてもっと直感的なアプローチを提供しますが、「Prompt Composer」はより細かい制御とカスタマイズが可能です。

参考:ノードリスト

  • シングルテキストノード: タイピングボックスと重みを調整するスライダーが含まれています。

  • マルチテキストノード: 6つのタイピングボックスとそれぞれの重みを調整するスライダーが含まれています。

  • スタイラーノード: スタイル選択リストとその重みを設定するスライダーが含まれています。

  • エフェクトノード: 効果選択リストとその重みを設定するスライダーが含まれています。

  • アセンブラーノード: 6つのテキストストリングのエントリーポイントを含み、出力は完全な文字列プロンプトになります。

結論

「Prompt Composer」は、プロンプト編集をより直感的で効率的にするための革新的なツールです。このプラグインは、プロンプトの作成と調整をもっと細かく制御できる機能を提供し、ユーザーにとってよりカスタマイズ可能な経験をもたらします。プロンプト作成のプロセスをより柔軟で精度の高いものに変えたいと考えている方には、このプラグインは非常に有用でしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?