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理想は今のためにある

ニューヨークライフバランス研究所の
ポジティブ心理学コーチング講座
第8回目が終了しました。


7回目8回目は
『理想ルート』について。

原因を追求し改善するのではなく
ゴールを描き
そのために出来ることを探していく
コーチングの型です。

今回は理想へと向かう
とりあえずのゴールを考え
行動を促すという内容でした。

私の理想は
『世界中を旅行する事。』
『色んな文化に触れる事』

地球を満喫することが
小学生時代からの夢でした。


ただ直近の理想は
『家の静かなリビングで
ただただボーっと過ごす事』だったりします。

幸せはそこにある。

先日、
子守りに来てくれていた義母が
突然
『ちょっとランチにでも行ってきたら?』と
言い出してくれました。

今まで
用事がある時にしか
家を空けたことがない私。

そもそも
出不精なので『予定もないのに外に出る』なんて
人生で無かったことにでした。

私の理想は
『家でボーっと』ですが
せっかくの申し出でしたので
いそいそと
大きめのカバンに読みかけの本を2冊
手帳、ノート、筆記用具を入れて
最寄駅直結の商業施設まで行ってきました。

ゆっくりランチを楽しみ
急かされずお買い物
カフェで読書

マッサージを予約するには
遅すぎるし…
天気もいいから
加茂川沿いを歩いて帰ることにしました。

読んだばかりの
タル・ベン・シャハーの『HAPPIER』を
思い出して
幸せって持ち運び可能なんだなぁ。
なんて思っていたのです。

川沿いのベンチに腰掛けた時
何とも言えない自由を感じたのです。

そこには
『川に落ちるかも?』
『誰かの迷惑になるかも?』なんて
心配しないといけない、向こう見ずな生き物も。

歩幅を合わせて、手を繋いで歩かないといけない
小さい生き物もいません。


『だらしないから口を閉じなさい。』
なんて言う人もいない。
『女の子なんだから、脚を閉じなさい。』
なんて言う人もいない。
ベンチの背もたれに身体を預けて
大きく身体を反らして変な顔をしていても
気にも止められない。
子どものように脚を伸ばしてバタバタしても
誰の迷惑にもならない。

その時だけではありません。

その日の数時間が
全て自由で幸せでした。

とりあえず
何もかもから解放された気分でした。

理想は何のために?

川辺にいると
稀に見かける半裸のおじさまが
この世で一番幸せなんじゃないかと
思い始めてきました。

じゃあ
『理想』ってなに?

理想を描く時、
ほとんどの人が『幸せな未来』を描くと
思います。

でも
幸せは『今』にあるんです。

じゃあ『理想』ってなに!?(2回目)

『理想』は
今に希望を与えます。
『理想を追う過程』では、
意義を感じ、熱意をもち、
没頭させ、
時には達成感や高揚感を感じさせてくれます。

つまり
理想を持つことは
今探せば見つかる以外の『幸せ』を
与えてくれるのではないでしょうか?


だからこそゴールがいる

話が大きく逸れたようですが
ポジティブ心理学コーチングの
『理想ルート』では
後半に身近なゴールと
それにつながる一歩を探ります。


理想をありありと描くだけでなく、
理由を問うことで『意義』を。
身近なゴールを置くことで『希望』を。
複数の選択肢から自ら選ぶ『自律性』を。
最初の一歩を進めることで『達成感』を
与えます。

理想を描き
じゃあ何ができますか?という
唐突でぶっきらぼうな問いではなく。

順を踏んで具体的であるからこそ
『よし。やってみるか。』と
今に幸せを与えるのだと思います。


だからこそ
理想は心から望む
湧き上がる感情がないといけないと
いけないのです。

叶った未来に幸せを感じるだけでなく
叶える今も幸せにする『理想』をもちたい。

そして
伴走したいと思います。

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