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なぜ人は『幸せを学ばないのか』幸せになると成功するらしい。

『幸せになりたくないですか?』って怪しくないですか?

どうしても『幸せ』や『幸福』って言葉は、宗教観を感じてしまい、宗教=怪しい。となってしまうんですよね。

よく若いオナゴが『幸せになりたーい』って言うと『=彼氏が欲しい』『=結婚したい』ってなりますけど(本当にそれで幸せなのか?と言いたくなるけど)。

他人に言われる『幸せ』と何が違うかって【具体性】だと思うんです。

人は『自分の理想が叶ってこそ幸せ』と思っていて、私の理想を知らない他人が『幸せ』を語っても抽象度が高すぎて、不明確=怪しいってなるんじゃないかなー?と。


NYライフバランス研究所のポジティブ心理学コンサルタント養成講座という講座を受講しています。

育休に入ってしばらく経った時、かの有名な『ストレングスファインダー』を受けたことがキッカケでした。
開発者のドン・クリフトン博士は強みに着目し、『ポジティブ心理学の祖父』と呼ばれているらしく、ポジティブ心理学何それ?となったわけです。

ポジティブ心理学を自分なりに探っていくうちに、NYライフバランス研究所にたどり着きました。

松村亜里先生の講義に触れるにつれ、私が今までの経験から漠然と感じていた信念のようなものが、どんどん言語化され確信に変わっていく感覚を覚えました。

ポジティブ心理学の魅力と松村亜里先生の魅力は後々語るとして。


もっともっとポジティブ心理学について知りたいと思って受講することにしたんです。
もう5回目が終了しましたが、私なりにまとまってきたのでレポートしていきたいと思います。


なぜ幸せになるのが難しいのか

講義はこのテーマから入りました。

ポジティブ心理学は、提唱者のマーティン・セリグマン博士が『病気の人を研究するのではなく、幸せな人を研究しよう!』という事で、『幸せな人の共通点』を探り始めたんですけど。

強みから入った私は頭にも浮かばなかった疑問でした。

松村先生が示す、3つの要因のうち私が最も納得したのは『幸せと成功のメカニズムを知らない』と言うものです。

『成功したから幸せではない。幸せだから成功する』というのは、少しでもポジティブ心理学を知った人には常識と言っても過言ではないのでしょうか。

フレデリクソン博士の拡張形成理論というものですが、講座内で詳しく説明していただきました。

冒頭の話に戻りますと
『自分の理想が叶ってこそ幸せ』と思っている我々ですが、
本当は『幸せになってこそ理想が叶う』わけです。

この理論を納得させないと、ポジティブ心理学はいくら『幸福を科学する』と言われても、『幸せが増える行動習慣』と言われても、自己啓発を脱せない怪しげな学問な気がするのです。

だからこそ、処方的ではなく記述的でなくてはならないし、エビデンスを含めた心理教育が大切なんですね。(これは第二回のお話。)


拡張形成理論とは

さて具体的に拡張形成理論とは何なのかというと、
ポジティブ感情を感じると、
視野が広がり、思考が拡張。
行動へと繋がり、人と繋がる。
するとさらにポジティブ感情を得られると言うものです。

私の理解では
ポジティブ感情を得ると、視野が広がり、情報量が増え、あらゆる方法を試したくなる。
試すと自ずと成功することを増え、少しずつでも自分の理想に近づけるということ。


現にブータンではポジティブ教育を行った学生は、行わなかった学生より成績が良かったという結果があります。

ただし、『私の理解』で欠けていることは『関係性』です。
ポジティブ教育では、単に生徒に幸せについて教えるのではなく、教師も教育し、普段からウェルビーイングな関係を築いています。

後々触れていこうと思いますが、私はこのポジティブ心理学コンサルタント養成講座を通じて、『核は強み、土壌は関係性』『行動習慣は恵の雨、肥料』という理解に行き着きました。

まだ講座は半分ですけど。

だから変わるかもですけど。

少しずつ、私の理解と共にアウトプットしたいと思います。

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