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母としての母の日は。

母になって何回か母の日を迎えました。
初回からなんとなく頭にあるのは、ただ一つ。
子から母への感謝の日ではなく。
母親業を担っている人への。父親から母親への。
いや。
アナタから私への『いつもありがとう』が欲しいんだ!!!という事です。

そこで今回は、
来年の全世界の父親に提案する、母親への最高の母の日プランを綴りたいと思います。

それは簡単。
早朝から、母親が起きる前から子どもを連れ出して、寝る前、出来れば銭湯にでも入って帰宅し寝かしつけるプラン。

もちろん、子どもを起こすのも、お着替えも、朝ごはんもお父さんの仕事。お出かけの用意もよろしくお願いします。

こちらはサプライズではない方がいいかと思います。1〜3ヶ月前に伝えておきましょう。

すると
あぁどこ行こうかな。丸一日あったら2〜3県遠出できるな。友達に連絡してみよっかな。あーでも、マッサージとかいいな。ネイル、美容院のフルコースでもいいか。いやいや、昼までパジャマでもいいよな。本読む?映画見る?お供はアイスかポテチか。子どもがいると食べれないものが食べたいなー。激辛?熱々の鉄板焼きや焼肉でもいい。気取ったレストランでもいいよね。夜少し遅くなってもいいから、こんな日くらい友達と飲んでもいいよね。夜風の中、お散歩気分で帰ったっていいじゃなーい!
と、妄想が繰り広げられます。
2〜3ヶ月は多少のイライラは消えるでしょう。

サプライズに、食卓にメッセージカードと3万円ほど置いてあれば最高です。これで約半年分の愛は確実となります。


実際、今年の母の日はワクチン接種でした。

11時からの予約に、上の子を外で見てくれるというので、下の子を連れて近くの病院へ。
『お昼好きなもの食べたら?』の言葉を受けて、帰りはスーパーでお昼と晩ごはんの買い物。パートナーのお酒もしっかりカゴに入れ、子どもが居れば食べれないカップ焼きそば、子どもにいつも取られるアレやコレ。

途中で寝てしまった下の子を抱っこ紐で抱えながら、なかなかの大荷物で帰宅。
帰宅した頃には鼻歌…いえ、オペラ歌手のごとく歌いながらお湯を沸かしながら、さて何しよ。

何するったって、こんな急にぽっかり空いてもねぇ。。衣替え?せっかくなのに…と、パートナーが撮り溜めしているバラエティーを見ることに。
え。めっちゃ面白い!と、笑いの沸点が下がりすぎているのか1人で笑い、ワクチンのせいなのか腹筋が痛くなりました。

お腹に下の子を抱えたまま、普段ではあり得ないソファで食事。カップ焼きそばに枝豆にわらび餅。見事に洗い物がほとんど出ないメニューに万歳!

目が覚めた下の子にご飯をあげ終わったところで、パートナーとお姉ちゃんが帰ってきました。


娘の手にはカーネーションの花束。

『いつもありがとう』と言いながら。

パートナーからは1ヶ月前に過ぎた誕生日と兼ねて、少し大きめのカバン。

バスに乗る時、抱っこしてたらリュックは迷惑になるからと、独身時代に使っていた肩からかけれるカバンを使っていたのですが、少し小さいと言っていたのを覚えていたようです。


お風呂は、痛くなってきた腕を気遣って、3人で入ってくれました。


『お母さんなんで泣いてたの?』
お花が嬉しかったからだよ。

『赤いの可愛いでしょ。』
うん。可愛い。ありがとうね。


本当にね。
こちらこそ
いつもありがとう。

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