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鍵をかけた心にひとつ、愛をくれたあなたへ

鍵をかけた心にひとつ、愛をくれたあなたへ

糸電話/なとり

映画「傲慢と善良」観てきました。
ブランチの映画コーナーで特集を見てなとりの主題歌「糸電話」に一目惚れ(?)して、ついに観にいきました。

エンドロールでなとりの糸電話が流れて胸がきゅーってなって、普通に泣いた。

きっとね、思いは同じじゃなくていい
ずっと同じ未来を見ていようよ

糸電話/なとり

映画のなかのふたりは、とても尊かった。
ああ、これが愛なんだろうなって思った。

じゃあ、今の私たちは?


最近、幸せそうなカップルを見ると何とも言えない気持ちになります。
嫉妬ではないけど、なんか複雑な気持ち…?

それはたぶん、私たちがうまくいっていないから。
そして、たぶん私はもう手放してしまったから。
『2人で生きる』ということを


1週間前、彼に「好きかわからない」と言われ、1週間距離をおくことになりました。正直、彼が私に対する興味をもうもっていないことは伝わっていて、あ~~~だよね~~~となったのでそんなにダメージがなかった。

というか人の事言えないけど私も正直倦怠期だった。
でもね、彼にそう言われるまでは、会わない時間は正直好きかわからなかったけど会ったら楽しいなぁって思っていたし、私の中には『2人で生きる』がベースにあった。

その後些細なことだけどちりつもで私が話し合いをもちかけたとき、「好きかわからない」と言われてしまいました。

彼と一切連絡を取らない1週間は、正直悪くなかった。
だって電話がくるのか、LINEの返信は来るのか気にしなくてよいんだもん。

生活しながら、たぶん彼は1週間連絡を取らないでみて、私がいなくても大丈夫だと気がつくだろう。だから、別れようって言われるんだろうなと思って、別れてもいいように気持ちの整理をつけました。
(何ならnoteに「今までありがとう」みたいな感謝の内容を下書きに書いてしまっていた。早すぎ)

そしたら、昨日LINEで長文が来て、「別れたくない」と言われ。
でもね、結局なにも変わってないなと思ってしまった。

私のことは「ちゃんと好きだよ」と言ってくれたものの、私が今まで担っていた役割(朝おこしに行くとか、履修一緒に組むとか)はとっくに別のお友達が担っていて。

正直、私が彼のそばにいる彼にとっての意義が今もわからない。
だから不安だった。
彼から見た私って、あなたのそばにいる意味があるのかな??

「はるはいるだけでいいんだよ、それだけで幸せだから」

そんな言葉を言って欲しいだけだった。
私が私に言い聞かせているのが寂しい。

もう、終わりなのかな。
今の私のなかには、『2人で生きる』じゃなくて、『ひとりで楽しく生きる』がベースのなってしまっている気がする。
以前より彼のLINEの返信に関心がなくなってしまった。

でも私はこの関係を終わらせる勇気が持てない。
私は傲慢だ。
相手を傷つけたくない、みたいな見せかけの善良さしか持ち合わせてない、ただの傲慢オンナ。

できるのであれば、もう一度、愛を見つけたい。
映画のふたりみたいに。


P.S.
持続可能な恋は無理かもしれない。
気がついたときには、おんなじ未来を向けていなかった。
「花束みたいな恋をした」って、本当に現実なんだなぁと。

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