2022.4.9(土) 足跡

はじめに

農業バイトの合間にAmazonミュージックで辛坊治郎「ズームそこまで言うか!」という番組を聴いている。

水曜日か木曜日かの放送でオーブントースターで作るローストビーフの話をしていて、お肉が食べたいなと思っていたらスーパーで国産牛腿肉300gが半額の500円だったので買ってローストビーフを試してみた。

レシピはクックパッドを見て。

中まで火が通ってローストビーフというよりかはチャーシューのようだったけど美味しくいただけたました。

3回目のコロナのワクチン接種。一番注射が痛かった。針の刺す場所にもよるのだろうけど。

そして奥野川の正観寺に甘茶をもらいに。

本当は4月8日が灌仏会(かんぶつえ)でお釈迦様の誕生日だけれども1日ずらして土曜日に。

甘茶激甘。

今日の足跡

6:30 起床 日記 ローストビーフづくり 朝ご飯

7:30 二度寝

9:15 起床

9:30 予防接種

12:00 灌仏会 奥野川正観寺

13:00 昼寝 

16:00 起床 畑づくり(チマサンチュの植え替え・にんじん・えだまめの種まき)

17:00 茶畑の雑草抜き

19:00 帰宅 日記 文章作成

23:00 就寝

Zoom back today

「奎」21号の巻頭座談会は佐藤文香第三句集『菊は雪』
中山奈々さん、野住朋可さん、横井来季さんの鼎談。取り上げられている俳句で面白いと思ったのは次の通り

寒くなさ駱駝の柄の服を着て 佐藤文香

森をやりすごしてかなり冬らしく 同

えらい人すてきに見えて蕎麦の花 同

みづうみの氷るすべてがそのからだ 同

特に話題になった「みづうみの氷るすべてがそのからだ」は「凍る」と書くよりも「氷る」と書いた方が湖から活花のように氷山が生まれてきたような光景を想像する。ただ次のような俳句のおもしろさがわからなかった。

パターンで書ける俳句や敗戦日 佐藤文香

やで切つてやで切つて気のあふ仲間 同

俳句を対象に俳句を詠む新しさがあるのかもしれないが、すこし身内ネタ(俳句をやっている人のなかで共有される面白さ)に帰結されている感じも。

第一句集『海藻標本』以降、第二句集「君に目があり見開かれ」から第三句集『菊は雪』へと俳句の内容が早急に展開している。


その他、おもしろいと思った会員作品

中東のパンといはれて春の雲 クズウジュンイチ

山笑ふ〆切り過ぎて生き生きと 小池康生

【立ちくらみ 三十 病気】鴨にパン 中山奈々

早春のシャワーや途中から叫ぶ 中山奈々

鬱終はるすみれ野の夜を真つ裸 中山奈々

小さく切る春の試食のウインナー 野住朋可

内心の自由の爪を剥ぐ二月 春野温

刺繍縫う指こまやかに春立ちぬ 日向美菜

炸裂のたびに魚は可愛くなる 細村星一郎

掘り炬燵中覗き込むことはせず 水の机

壺焼やふと童話めく爪楊枝 横井来季

春永や空腹にその豚キムチ 脇坂拓海

春の夜聞こえなくつてききかえす 脇坂拓海

一茶忌の陸亀ふいに早歩き 赤木真理

空けば缶簡単になる師走かな 茜﨑楓歌

アリバイは火事の野次馬だったこと 茜﨑楓歌

かけそばで長く居座る雪の果 茜﨑楓歌

缶のまま混ぜるツナマヨ春の雲 茜﨑楓歌

鳩ごこちにて藤棚のパン祭 有櫛くらげを

一筋の白煙に一枚の野火 うっかり

ちかづくと山木たぢろぐ揚雲雀 金高晴人

早春や点字の点は影を持ち 仮屋賢一

まろまろと雀に目覚め今朝の冬 河本かおり

大声の大阪弁や初写真 河本かおり

ぜんざいを底から混ぜてこれも光 木田智美

ばいばいライブハウスの落書きと二月 木田智美

汝が吹けばむらさき多き石鹸玉 木塚夏氷
 

ここから先は

0字

¥ 250

川嶋ぱんだの、俳句雑誌「つくえの部屋」をはじめとした俳句活動は応援していただいている皆様に支えられています。また資金的な応援は、「気に入ったらサポート」からいただけます。たくさんの応援おまちしています!