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日々の機微(152)今年の夏のダブルパンチ
5月からガラリと生活が変わり、いよいよ新春からの生活リズムでは、日常が回らなくなってきました。
仕事が終わって、家に帰ると、育児のあれやこれやで他のことを手掛ける体力がありません。
そのうえ、今年の猛暑を乗り切るため、毎日ファミマ40%増量作戦で量の増えたライフガードを飲み、ガリガリくんを貪り、そうして弱っている胃腸に、ローソンの900mlで150円のペットボトルコーヒーがトドメをさしました。
日々の機微(151) 新しい1日
今日で今年も残り137日だそうです。
ということは、残りを1日も休むことなく文章を書き続けても300回を超えないということがわかってしまいました。
最近更新が止まっていましたが、その間、消防団の操法大会の練習が5月から始まり、6月からは、お施餓鬼供養の練習が始まり、日中は仕事、夜は地域行事というサイクルで愛媛県に来て一番体力的にもキツい3ヶ月でした。
この3ヶ月はぽっかりと何も手についていな
日々の機微(149) 構造で考える俳句
昨日の俳句構造論のタネをもう少し捏ねくりまわしたいと思います。
「俳句をつくる」「一句を捻る」といってもなかなか簡単には出来ないと思います。
何も意識してないときにフッと五七五が思い浮かぶことを「降りてくる」とか「降ってくる」という言い方をしますが、そういってできる確率は全体の何%なのだろうかというくらい低いものです。
多くの俳句はやはり、作ったり捻ったりしないといけません。
そんなときに
日々の機微(148) 俳句構造論のタネ
昨日に引き続き頭の中をグルグルしていることがあります。
神野紗希さんの「起立礼着席青葉風過ぎた」という俳句です。
小学校に行くときなんかに、よく例として使う俳句なのですが、子どもたちが日常的に使っているフレーズなので紹介しやすさがあります。
平成時代の名句として挙げるならば筆頭になる俳句ではないでしょうか。
さて、この「起立礼着席青葉風過ぎた」が頭の中をグルグル回っていたのは、作品の良し悪
日々の機微(147) FUJIWARA原西さんに学ぶ「取り合わせ力」の鍛え方
突然降って湧いたようにフレーズが頭をグルグルする。
そんな経験ありませんか?
私の場合、それがFUJIWARAの原西さんのギャグ「隣の家に囲いが出来たんだって。黙っとけー」でした。
「なんでやねん!」というツッコミがいちばん似合いそうなこのギャグか頭から離れず苦しんでいます。
日々の機微(146) 文章が書けなくなった時の対処法
文章を書きたいけど書けないということはないですか?
そんなときは「こうあるべき!」という自分の思い込みを捨てましょう。
でもそれが難しい。
どうしても書けない。
何から書いたらいいかわからない。
いっぱい書きたいことがあっても絞れない。書きたい内容がまとまらない。書かないといけないと思えば思うほど書けない。書く時間も体力もない。
1日書かなければ、その次の日も次の日もと、書かなくなって
日々の機微(144) 樹色マガジン次号に向けて
今朝起きると9時を過ぎていました・・・
この7日間のうち4日間は深夜3時就寝。
というのも、10時過ぎには床に就くのですが、12時、2時と2時間起きくらいに我が家のチャングンソク(愚息)が大泣きするのです。
という生活も少しずつ慣れましたが。ギアを一段上げて7月に突入したいです。
種句会の振り返り 黄昏の「だな」
さて、昨日は樹色の種句会でした。
種句会は樹色メンバーシップ参加者の句会で
樹色マガジン第18号(2024.6)
常波静の作品牛蛙とりあえずまだ生きている
青嵐大人も撫でられたいんです
桜桃忌3割引のさくらんぼ
正義にも悪にもなれぬ鯰かな
葛切やいずれは蜜と和解する
大空を指名手配して虹かける
父の日や似顔絵溢れ笑み溢れ
雨宿り背中合わせのアマリリス
ラベンダートイレと同じ匂いかな
遠雷とすすり泣いてるワンルーム
アイスティーミルクは席を外してます
三度寝の背徳感や髪洗う
先輩の電話の声の汗の色
網戸越し見
日々の機微(142) 俳句コンクールなんて、木っ端微塵になってしまえ
俳句のコンクールに関するBIGニュースが飛び込んできたけど書かない。
というか、そこそこの怒りと落胆とがごちゃ混ぜになっているから書けない。
その代わり、今日、手元に案内が届いた尾崎放哉賞のことを少し書こうと思う。
この賞の背景はしらないのだが、運営主体が私設ということは、案内からなんとなく分かる。
そこがいいなと思って繁々と眺めていた。
日々の機微(141) 夏休みの宿題は夏が終わってから
noteのリコメンドで出てきた「宿題は早めに切り上げなくちゃだめですか」を読みながら耳が痛いなぁと思いました。
なんでも締切2週間前に終わらせる早苗さん。
対して、どちらかというと夏休みの宿題は夏休みの終わりが見えてから始めるタイプの私。
小学生の頃、夏休みの宿題が終わっていないにも関わらず、夏休み終盤を迎えて、宿題を机に広げたはずが、気が付いたらトランプタワーを組み立てるのに夢中になってい
日々の機微(140) 新しみの花 季語の令和を考える
毎月第3土曜日は現代俳句協会青年部主催のオンラインゼロ句会をやっています。
ところで、皆さんは句会にどんなイメージ持っていますか。
俳句をどこから始めるかによって、句会というものの、イメージも異なるかもしれません。
私は学生俳句会中心に俳句を始めたので、ああだこうだと意見を言い合って楽しむというイメージがあります。
逆に、先生と呼ばれる人がいて、その先生が指導をするという句会から俳句を始め
日々の機微(139)田舎への移住は弊害だらけだ!
田舎の移住は弊害だらけです。
その弊害のひとつに田舎に来てから本当に歩きません。
どこに行くにもクルマです。
クルマが移動手段の田舎では、数百メートルの移動でもクルマを使います。
一昨日、今年の目標に散歩がノミネートしていたことを思い出して、久しぶりに歩いてみました。
久しぶりに歩いてみるといろんかものが見えます。
満開の紫陽花。
老鶯の鳴き声。
あー、五感を全然使っていなかったな