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157.ドカベンから学んだこと

こんにちは。合同会社Emuの坂井直貴です。
野球漫画で有名な「ドカベン」(他にも代表作はあります)で知られる漫画家の水島新司(みずしま・しんじ)さんが亡くなってしまいました。



01.「ドカベン」とは

主人公のドカベン・山田太郎が岩鬼など個性豊かなチームメイトと共に甲子園を戦い抜く姿を描いた青春野球漫画です。
クローバーやグラップラー刃牙などを連載していた『週刊少年チャンピオン』で、1972年から1981年まで連載されていました。
私が生まれる前で連載は終わってしまっているので世代ではありませんが、小学校の図書館に「はだしのゲン」の横に並んでいて読んだ記憶があります。

02.主要キャラの紹介

【山田太郎(ドカベン)】
とても優しい性格で、人間としては優れていて、苦労人ならではの奥深さがあります。
優れた捕手でありホームランバッターです。
【岩鬼正美】
かなりの個性派キャラクターで、身長がかなり高いです。
派手な行動が目に余りますが、口の悪さや顔のいかつさなど、番長キャラなのに実は人間的に優しい面が多かったり、冷静だったり、見た目とアンバランスなところが魅力です。
【里中智】
挫折や怪我を乗り越えて強くなる姿が、とてもかっこいいキャラクターです。
小柄でひ弱な選手で怪我も多いのですが、努力と創意工夫で独特のアンダースロー投法と多彩な変化球でライバルから三振を奪ったり打ち取ったりして、分析・改善をする努力家です。
【殿馬一人】
野球センスの塊です。
自己主張が少なく、割と協調性を重んじる控えめな性格の人物なので山田や里中、岩鬼などに比べると若干地味めな印象は否めません。

03.学んだこと

 上記のように濃いキャラクター揃いの明訓高校ですが、その強烈な個性を持つ選手をまとめ上げて甲子園で初出場初優勝を果たしています。
なぜ初出場初優勝を果たすことができたのか?
「選手の良いところを出し合うチームにしよう」と取り組んだことです。
自分は動かず部下に働かす上司、責任転換をすぐする人、出る杭があれば打って、生意気なことが言えないような空気を作る。
といった企業やチームもまだまだあります。
企業、チームでは一人でやるよりみんなで力を発揮した方が圧倒的な結果を作ることができます。
癖がある!こんなこともできない!とダメなところを見るのではなく、
いいところを見て、本人が力を発揮できるように関わっていくとうまくいきそうな予感がしますよね。
水島新司さん御冥福をお祈りします。

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