夫氏の病気は「退形成性星細胞腫」①
夫氏の病気について遡って書いていこうと思います。
思い出すまま書くつもりなので順序がおかしい時もあると思いますがご容赦を。
夫氏の病名は「退形成性星細胞腫(たいけいせいせいせいさいぼうしゅ)」です。
(現在は グレードⅢ星細胞腫 と言うようです)
この病気を発見した経緯はこうです。
元々偏頭痛持ちの夫氏はたまに脳神経外科に行っていました。
2020年になっても頭痛が続きロキソニン等を飲んではやり過ごしていましたが夏頃頭痛の他にも物忘れが酷いといい一年以上ぶりに脳神経外科へ行きました。
病院の先生も「久しぶりだから念の為MRIしとこうか」といって検査をしてくださったようです。
が、その画像には白っぽい影が。
先生は早く大きい病院に行って検査してもらった方がいいとすぐに紹介状を用意してくださいました。
そして翌日には市内で一番大きい総合病院の県立病院に行きました。
そこでの詳しい話はあまり本人から聞いていなかったのですが(ここの病院には付き添って行っていないので)ここの医師では判断できずに週一回診察する大学病院から来ている教授先生に判断してもらったのが「何かできている」程度の事だったようです。
まだこの時は検査情報が少なすぎて判断できないため検査をすることになり何度か通いました。
が、教授先生の診察のため通うのが大変だった(夫氏の勤務地が市内ではない)為、週一回外来で教授先生が居る医大のメディカルセンターに転院しました。
うちの県は医大が数年前に移転したため、昔医大だった場所はメディカルセンターとなり外来のみ扱う場所になりました。
そして夫氏の通う脳神経外科の外来はメディカルセンターのみにあります。
そして医大に転院し2回目以降から私も一緒に通院することになりました。
その理由は「脳腫瘍の疑いがある」ということでした。
ただなんの知識もない私が脳の画像を見た時に「でき物のようなものじゃないんだ」と思いました。
その旦那の脳の画像には脳自体が1/5~1/6程度が薄白っぽく見える感じだったからです。
教授先生からは手術するのも一手しないのも一手というような説明でしたが、夫氏は一ヶ月悩んでちゃっちゃと手術をしてスッキリしたいと決め、次の診察で手術をすると先生に伝えました。
「そっか、そうだよね。じゃあとっとと手術しちゃおう」という感じでそこからの先生の段取りは早く、その日のうちに入院日や手術の日も決まりました。
ここまでは私も夫氏もまだ病名もはっきりしないので(「脳腫瘍の疑い」のままだったので)手術をすればリハビリとかして普通に戻ると思っていました。
②に続く
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