業界全体を考える、ということ〜AYAKARNIVAL 2020配信レポ〜
こんにちは、旅行とアイドルが好きな会社員です。
12月12日(土)に開催された、ももクロのあーりんこと佐々木彩夏さん主催のアイドルフェス、AYAKARNIVAL 2020を観ました!
アヤカーニバル2020
去年は現地のライブに足を運んでいました。
(あーりん以外の3組はほとんど知らないな〜)
という状態だった去年。曲の予習を少しだけして迎えた当日…
(え、え、最高すぎるんですが…!?)
あまりの充実感に、想像以上に癖になる、最高のライブでした!なので、約1ヶ月前に今年の開催が発表されたときは飛び上がるほど嬉しかったです。少し悩んで、今回は現地ではなく配信での参加にしました。
1月11日(月)まではニコ生で配信が見れるので是非!一部プレミアム会員のみ配信パートがありますが、500円少しでこれは安すぎるレベルです。
AYAKARNIVALの特徴は、1組あたりのライブ時間が40分くらいと長めです。だからこそ、各アイドルの魅力がよく分かります。それは昨年のライブで思いました。癖になる理由に、長時間の尺はかなり効いてると思います。
アイドルによってライブの雰囲気って全然違うと思うんですが、短いとそれを感じる前に終わってしまいます。それが、40分くらいあるとその場にいるファンの人の動きとかでノリが分かってきます。途中から見よう見まねで盛り上がって、最終的にめっちゃ楽しいじゃんこのアイドル!という中毒構成です。
その特徴からライブ全体の時間は驚きの4時間越え!去年はもちろん立って観てたし、フラフラになるくらい体力を使う充実感も癖になるライブでした。
現地参戦された方はお疲れさまでした…。私はライブ前にパソコンの前で待機して、焼き芋食べたり柿の種食べたりコメントでコールしたり腕を振ったり、配信でも全力で楽しみました。
各グループの感想やあーりんってすごいなぁと思ったことを綴るので、すでに見た人は「うんうん」と共感したり、まだ見てない人はこの記事で少し興味を持ってくれると嬉しいです。
オープニングと今年の出演グループ
ライブの最初はももクロ曲「サボテンとリボン」を全員で歌いながら登場。感染対策の関係で、各アイドルグループが交代しながらの入れ替わりでした。これから始まるぞ!という雰囲気が出来上がったところで、各アイドルのライブパートへ…。
「アイドル業界を盛り上げるために自分に出来ることをやりたい」
あーりんの想いから始まった、アイドルフェス。
ライブのコンセプトから、これから来る若手アイドルグループにオファーをしているのも特徴です。若手ながら、時間はたっぷり。おそらく今年もその点は同じでしょう。
昨年は=LOVE、カミングフレーバー、EMPiREの3組が出演していました。今年は昨年と同じグループに加え、STU48とアップアップガールズ(2)の2組が加わり合計で4組+あーりんのアイドルフェス!
終わる頃には各グループのファンやアイドルが同じ話題をSNSに流れます。それもまた、お祭り感があって配信でも現地のように楽しめました。
まだ観ていない方が新鮮な気持ちで観れる余地を残すため、あいうえお順で感想を綴ります。
1、アップアップガールズ(2)さん
(えっ歌うま!)
(ん?なんか1人だけリコーダー持ってる!!)
(座ってる子も座りながらの歌ウマァ〜〜!!!)
とにかく歌が上手!という感想が真っ先に出たグループでした。安定感がすごい。配信でも伝わりまくってました。
その次にチラつくのが…リコーダーを持っている子。笑
王道から少し逸れたお笑い感なのか、でもパフォーマンスはバチバチでどういうバランスなんだと。笑 鼻リコーダーもめちゃくちゃ上手で凄かったです。笑
ももいろ歌合戦に出ていたり、TIFのニコ生裏楽屋でメンバーの子がアシスタントしてるのを見ていました。名前は知っていたんです。でも、グループのライブを長く見るのは初めてで、色々と驚きました。
(知ってはいるけどパフォーマンスは知らないなぁ)の背中を押してくれるのが、AYAKARNIVALです。次に何かで見たときは親近感が湧くし、頑張れ〜という気持ちになる優しい世界。
つんくさん作曲の歌もあり、歌い方にハロプロを感じるという感想もチラホラ見かけました。歌い方でハロプロを感じるって、さすがここに集う人は違う…。アプガ(2)さんの参加で、よりジャンルの幅が広くなっていました。
2、=LOVEさん
あーりんのグッズ、吊り革ペンライトを可愛く魅せる天才こと=LOVEさん。ライブも最高でした。
去年は可愛い曲と「手遅れcaution」や「ズルイねズルイよ」の闇カッコイイ曲の振れ幅エグいパフォーマンスでがっつりハマりました。「きっと君が、君が、君が〜」の曲(=LOVE)は去年のライブ後にめちゃめちゃ聴きました。最近は「しゅきぴ」がTikTokから流行ってますね。
昨年歌ったライブ曲が来ると、(あ!この曲は分かる!)というのがどんどん積み上がってきて楽しくなるのを体感しました。来年もあればぜひ出て欲しい…。
なんか曲の可愛さと格好良さの幅が広くて、ずっと観れる〜と思っちゃいます。年明けには武道館での単独ライブも決まっているそうです。単独だとまた雰囲気違うんでしょうね、気になります。
斎藤なぎさちゃん、甘甘なお人形さんタイプが気になるタイプではないけど、見た目の完成度の高さについつい目がいってしまいます。これで17歳なのが恐ろしい…!
吊り革ペンライトを元々知っていた身としては、全員が吊り革ペンラを持って登場した時点でめちゃめちゃツボに入ってました。なので、吊り革ペンライトをまさか5つも輪になるように並べることで超可愛い写真になるなんて全く想像してなくて、本当に天才だなって思いました。
3、EMPiREさん
ギャップに弱い人におすすめしたいオブザイヤーNo.1 EMPiREさん。
歌が体に響くような、力強いパフォーマンスが特徴だと思います。と思いきや、あーりんが登場した時のトークでは反応がきゃっきゃしててギャップが可愛い!ニコ生のコメントでも笑顔が意外と多くて可愛いって感想が!分かる〜×100。
かっこいい曲がめっちゃいいEMPiREちゃん。EDM調っていうのかな、好きです。去年のライブに向けて予習をしてた時から曲が好きでした。
ライブでは、一緒にできる振りがあって自然と覚えて真似したりするのが楽しかった思い出です。今年もMAD LOVEやサビで右腕をぐるぐる回す曲が聴けて楽しかった〜。着席の人、動けないストレスで倒れてない?と心配になりました。笑
I don't cry anymoreをあーりんとコラボしていました。
「去年の可愛めなMAD LOVEと違った雰囲気のコラボをしたかった」
とEMPiREの方が話されていたように、めちゃ良かったです。
4、STU46さん
コメントで瀬戸内が〜という話が流れていて、(え!?STUって瀬戸内(SETOUTI)のSTUなの!?)と驚くくらい初見でした。
このくらい初見のアイドルに出会えるのがAYAKARNIVALのよさなんですわ!!
だから、「グループ知らないし」とか「このグループだけ見よう」ではなく…最初っから目を話さず最後まで見るのがAYAKARNIVALはオススメです。目がちょっと疲れるけど、それもライブやフェス!って感じで私は好きです。
今回は会場の換気タイムに、アイドルのMVが流れていました。STU46さんのMVは瀬戸内で撮影されていて、とっても映像がいいなぁ〜!と印象に残りました。
ふとYouTubeで調べて観ましたが、他の曲も瀬戸内ロケで映像が綺麗…!
瀬戸内といえば広島県の尾道は、「時をかける少女」とか女子学生が主人公の映画がたくさん撮られています。そのイメージもあってか、瀬戸内とアイドルは映像的にすごく相性がいいのかなと思いました。
地域活性とアイドルは相性がいいっていうのは個人的に前から思っているので、面白いなぁと思いながら観てました。あと純粋に瀬戸内に旅行に行きたくなりました…。旅行とアイドルが好きなので…。
5、カミングフレーバーさん
もう、カミフレにはエモさを感じるようになっています…。
昨年の参加グループの中で、結成して一番間もなかったのがカミングフレーバーでした。SKEメンバーから構成されたグループなので、SKEの活動はもう少し長いのかもしれません。
去年の参加時点ではSKEのメンバーで構成されて1年経ってないし、持ち曲も1曲だけ。どうなるんだろう!?と話題になっていました。そんな状況から1年経って今回のライブです。
そんなことを、ステージを観ながら思い出してきて。(そういえばこの子たちって去年はまだグループ発足して1年経ってなかったよな…)みたいな。途切れ途切れでも長く見ることでストーリーが勝手に繋がっていくんですよ…。歌とダンスも本当によかったです。
もう1つのエモポイントがカミフレの野村実代ちゃんのインタビュー記事。
AYAKARNIVALの話題があったのでモノノフがRTしていたので知り読んだんですが、AYAKARNIVALがきっかけでグループの意識が強まったみたいな…。そんなの観てる側も嬉しい…。
去年のAYAKARNIVALからカミフレちゃんの曲を聴くようにはなりました。ただ、情報を追いかけたり配信とかは観てなくて。1年ぶりだぁ〜!という気持ちでした。実際見ると、思った以上に親近感がすごいです。
「せ〜ので言おうぜ!」が好きです、これからも頑張ってください。(泣 70赤色の子と水色の子が気になっています。(泣
6、佐々木彩夏さん
いや、もうすごいです。あーりんは。多くを語る必要もないくらいです…。
最後に歌っていた「空でも虹でも星でもない」という曲が個人的に印象に残りました。ライブでの歌っている姿を見るのは初めてで、感情の表現がすごく刺さりました。即ダウンロードしました。「きみはきみじゃないと意味がない」みたいな歌詞が、ライブでもすごくよかったです。
各アイドルとのコラボもこなしてて、先輩としての鏡ですよね。なかなかキャリアがあって自分でも実践するって、出来る人は多くないと思います。どの仕事でもそうだと思いますが…。私も率先して仕事で成果や見本を見せたいのに上手くできないことありますもんね。だから余計に、あーりんすごいってなっちゃいました。笑泣 特にアイドルの場合、キャリアを積んだ人でも20代とかで若いから、より凄いなって思います。
あとは生配信だと表情がよく見えて、表現の幅広さを改めて知りました。さすがアイドルのプロ!曲ごとの雰囲気に合わせて全身で表現しているのが、配信でより伝わってきてました。いつから準備してたんでしょう…。
あーりんが気になった他アイドル好きの方、佐々木さんもバリバリ活躍されるももクロちゃんの配信ライブ「PLAY!」が見逃し配信してますので良ければぜひ。
感想も書いています。
まとめ
14時から始まってあっという間の4時間でした。1日がライブで終わりました。ライブ後の曲を即ダウンロードはフェスあるあるですよね?
最高のライブをありがとうございました。
どのアイドルもレベルが高くて、それぞれ違う個性があって素敵でした。その分大変な世界ですよね。でも、あーりんがアイドルフェスをしたり、業界自体が盛り上がっていればいいのかなとも思います。
全然関係ないですが今さらM-1のぺこぱを観て、芸人さんは年に何度か実力を試すチャンスが地上波で確約されています。これって大きいですよね。
アイドル業界でいうとTIFがその位置でしょうか。有料なので視聴者がアイドルが好きという限られた人になります。ですが、年々規模が大きくなっていますし、見つけられ話題になるアイドルが出てくれば全体がより盛り上がります。そうした意味でもAYAKARNIVALはアイドル界に必要なライブだと、私は思います。
AYAKARNIVALで他グループを推すきっかけにもなるでしょうし、向こうも頑張ってるなぁ!と広い意味で仲間意識がアイドルファンの間でも出来ていくのがいいなぁと思ってます。あっちのグループよかったなぁ、というのを、向こう側も思ってくれてたら嬉しいですもんね。
またまた別の話で、「鬼滅の刃の当初からのファンの人が、オタクはブームを作れない。作れるのは知らなかった人たち、と言っていた。」みたいなツイートがありました。意識的に目指すのは難しいので、業界的には1グループにまとまらず横断して繋がるのがこれからの目立ち方の1つなのかもしれません。
長い目でアイドル界が楽しいものとして続きますように。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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