見出し画像

スタダDDの、東京アイドルフェスティバルオンライン2020TIF3日目レポ/まとめ

TOKYO IDOL FESTIVALという、全国からアイドルが3日間集まるフェスのレポを前半/後半に分けて書いた。自分が観たタイムスケジュール順での記事だ。(記事の最後にリンク有り)

ここでは3日目を見た全体の感想を書きたい。大満足の1日だった。早く現地のライブに参加したいし、コールできる日が待ち遠しい。

まず改めて3日目だけで、ものすごい数のアイドルがいることを実感した。実際フェス全体では100組以上もアイドルが参加らしいので驚きだ。

フェスが終わった後のサプライズ発表として、IZ*ONEという韓国と日本合同のアイドルグループの収録参加が発表された。韓国と日本を合わせたアイドルって、NiziU(メンバーでなく裏側が合同)も広く人気で、そうしたアイドルの参加も今後増えるのであれば、東京アイドルフェスティバル(TIF)自体がますます大きなものになりそう。

私はスターダストのアイドルが好きなので、スタダアイドルをメインに観ていた。他には=LOVEやEMPiREを見て、日向坂も少し見れた。フェス後にプレイリストが気になった曲が増えていくのもフェスの楽しみの1つ。

どのアイドルも最高だったのはもちろんとして、個人的に印象に残っているのはCROWN POPとミューコミ娘。だった。本命推しのももクロは置いておこう。

まずCROWN POPの感想から。15分程度の尺で2回ステージを行っていたのだが、最初のCGlaboのステージではグリーンバックのステージということを活かして、自分たちの体をグリーンバックのシートで隠して顔だけ登場というインパクト。

本人たちも自分たちがどう映っているかモニターで見れるのか、可笑しくて笑ってしまっている。

こんなに面白い状況なのに、真ん中に立っているメンバーの愛理ちゃんは歌わないといけないからって歌いだすのも、変なことを真面目に続けるロバート秋山さんのボケみたいでツボだった。

このフェスの後、CG laboの1曲目の「alright!」を聴くと、イントロでカメラが愛理ちゃんのお顔に寄るシーンが思い出されてしまう。

2ステージ目のloft stageでは、ももクロが始まる直前に終わるタイミングということもあって、クラポを知ってるモノノフの人も見ていた人は多かったのでは。そんな緊張感もありそうなところ、1曲目にLIFEの明るいイントロが流れ歌いだしたと思うと・・曲が止み「もう1回やり直します」とはけるメンバー。

で何事!?と思うと、全く雰囲気の違う曲が流れ始めた。「全然違う曲だったのwww」とコメントは盛り上がり、つかみOKな爪痕を残した2つのステージだった。あと仕切り直すときのはけ際に誰かの「かっこつけたのに・・」と声が入ってたのは面白すぎた。そんな感じで、2ステージとも初めてクラポを見る人にも印象に残るライブで個人的によかったなぁと振り返った。どんどん活躍してほしいグループ。


そしてミューコミ娘。は、ニッポン放送のミュ〜コミ+プラスという番組の曜日別アシスタントと5分間の収録番組を担当しているアイドルが集まってできた当日限定のユニット。これがめちゃくちゃ面白かった。

メンバーが、

・西井万理那(ZOC)

・末吉9太郎(CUBERS)

・十束おとは(フィロソフィーのダンス)

・根岸可蓮(たこやきレインボー)

・三田美吹(CROWN POP)

と、急遽参加できなくなったZOCのかてぃちゃんをのぞいて5人でパフォーマンスは行われた。見ての通り異なるグループからの参加となる。

なんていうんだろう・・・戦隊モノを見ている気分だった。アイドルグループって違う色を着ていてもグループのまとまりがある。衣装や見た目も方向性がある程度決まっているというか。

それが全くない、系統も衣装もバラバラすぎて、逆に最強の1チームに見えたのがミューコミ娘。の衝撃だった。

9太郎くんの淡い紫の衣装に、おとはちゃんは赤いセクシー衣装、たこ虹のれんれんはメンバーカラーの緑色のアイドル衣装、大人っぽい黒い衣装を身にまとったいぶいぶ、西川ちゃんもゆるかわな衣装もだけど金髪で、どの要素をとっても被らない。

これだけバラバラのチームであれば、お互いの個性を活かしたいいグループになる気がする。つまり続けてほしい。9太郎くんは男性ながらも参加、ということだったけれど、見ている分には性別の違いとか違和感はまったく感じなかった。アイドルという意味で全員同じで輝いていた。この5人が集まって話すラジオとか聴きたい。

事務所の壁を超えられたのは、ミュ〜コミ+プラスという1つの番組が繋げたきっかけだったけれど、今後こうしたアイドルはもっと観たい。流行ってもよさそう。各ファンが集まるし、何が起こるか分からないハプニング性も秘めているのは、見ていてとても面白かった。

・・・という感じで、東京アイドルフェスティバル(TIF)は現地での単独ライブは見に行けてないけど、気になるアイドルがたくさんいる人にはとても充実したイベントだった。

感想から話はそれるけどアイドルに繋がる面白い話を最近聞いた。K-POP好きの子とアイドルの話をしていて、韓国は音楽といえばアイドルがメジャーらしい。音楽番組も毎日あり、CDを発売する時にはそのPRができる。日本の番組の場合、音楽番組は少し減ってしまっている印象がある。このファン層の素地が違うのかと驚いた。

それを目指すべきだ、という訳ではなく、私にとって興味深い違いだった。その状況であれば、アイドルとしてのスキルを磨くことが一番の重要項目になる。

日本の場合は、アーティストが作る音楽の方が人気の印象がある。それは、自分で曲を作り作詞をするという点がないと、その人の音楽を受け入れにくい気持ちもあるのかもしれない。もしくは、アイドルに対する少し見下したイメージを持つ人もいるのかもしれない。

ただ推してみて分かるのは、アイドルのプロ意識や練習量は尊敬することが多い。当たり前のように歌って踊るけれど、踊ってる本人からするとステージ上では他のメンバーの姿って見えない。だから、本番で一体感を出すには練習量が必要なはず。

歌やダンスじゃなくてもいいけど、その人の努力の部分を汲み取ると、アイドルのパフォーマンスもより自然に受け入れることができる。それを組み込んでエンタメ化したのが、話題のNiziUのようなオーディション番組ではないか。レッスン風景も視聴者に見せることで、アイドルを応援する上での楽しみの1つ、舞台裏での努力を見て本番のパフォーマンスを見ることがセットになっている。

日本のテレビ番組ではバラエティ番組が多いことを思うと、テレビから認知度をあげるのであればトーク力が重視されるのは自然なことだろう。少なくとも今の事実としてそうなのかなと、ついちょっと前までTIFを見ていた私は考えてしまった。

少し話がレポとそれてしまったが、とにかくTIFはただただ楽しいフェスだった。歌って踊るアイドルを見るのが好きなので、現地だとステージ間の移動が大変そうだけど、いつかオフラインでの開催があれば行ってみたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?