神様と私。目に見えない世界に導かれて。6
8.2022年9月18日
台風の日の靖国神社参拝。その後。
この参拝は私の一つのターニングポイントになったと今では思っている参拝になります。その時には少し尻込みをしていましたので、却って逃げられない、そんな状況の中での参拝となりました。私はアメブロを綴っているのですが、この参拝の記事の最初にはこんな風に書いていました。
「こちらの神社さんへのお参りは、
先週にお参りに行く前から、
エリーさんにお知らせが来ており、
私も先週聞いていました。
戦に関係のある強い神様へのお祈りの後は、
命をかけて国を守ってくださった、
尊い方々のお魂にもお力をいただき、
今のこの厳しい世界情勢を、
平和へと導き守っていただく、
そんなお祈りだと思いました。」
自分にそんな力があるということではなく、お祈りに行く心構えとして思ったようです。この日のことを綴ってみます。
この日は朝から台風や大雨の影響で、電車がストップしているところもあり、少し逃げ腰だった私は「思いに対して力不足だわ」というおもいが思いがあったので、エリーさんの時間変更の連絡に気付くのが遅れました。そうエリーさんはなんとしても今日行かなければならないという思いで、電車がストップすることのないよう時間を早めてこちらへ向かっておられたのでした。もし連絡がとれていたなら、私は今日は神社に行かずそれぞれの家から一緒にお祈りしましょうとか提案していたと思いますから、神様はその事も見通して行くように采配されたのかもしれません。とにかくエリーさんは来られるのだから私も行かなくては!と、新たに気を引き締めて神社へと向かいました。この時の気持ちはなんとも言えません。「そうか、行くのか。しっかりしないと!」と何度も思い、何を気を付けたらいいかとしきりに思っていたように思います。その日のブログにはこう書いています。
「今日はお神酒もなし。
とにかく裏や隠れたところには行かず、
大きなところで正面でお祈りをする。
感謝の思いと、
今日は優しいお礼ではなく、
今一度この日本や世界の平和のために、
神様としてのお働きでお守りいただくこと、
それを伝えるためにお祈りをさせていただく。
私たちも強く真っ直ぐな思いでなければと、
そんな気持ちでした。
靖国神社さんは、
生きている方でもいろんな思いを寄せる、
そんな場所ですから、
そちらを感じてしまうと、
今日のお祈りはできませんし、
今はそういう優しい気持ちで慰めるのは、
無理だと思いました。
勝手な想像かもしれませんが、
それくらいの気持ちでないと、
私は足を踏み入れることはできません。
過去も叔母と姉と一緒に1度行っただけです。
その時は怖いと思っていた私を知ってか、
とても優しく温かく迎えていただきました。
叔母や姉が居たことも大きな庇護ですし、
ただの参拝でしたし。」
神社の最寄り駅で無事に落ち合うと、私は行く道々に思ったことをエリーさんにお伝えしました。「今日はお酒やお塩をお供えはしない」、「今日は裏手など氣が強いところがあっても行かずとにかく正面あたりの人目のあるところしか行かない」、「悲しみの思いではなく日本を守るためにお働きくださいと強い気持ちで祈る」、早口で偉そうに強く強く伝えたことを覚えています。それくらい必死でした。
そして不思議なのですが、私がエリーさんに「今日はこんな大雨だからやめましょうと連絡するつもりでした!」そう伝えたらエリーさんは、「でも見て、雨が止みましたよ」そう言われ、ふと傘から顔を出すと、本当に雨は止んでいました。止む(やむ)というよりは止まったという感じかも知れません。本当にピタリと止まりました。ここからはもうとにかく必死というか決死の覚悟という気持ちで鳥居をくぐり拝殿へと歩き出しました。
ここからは私も初めての体験です。門を入り拝殿でお賽銭を入れ手を合わせると、祈る間も凄い厚がかかってきます。いつものように裏へ行こうとされたエリーさんを大きな声で呼び止め、「今日はもうここで祝詞を上げますね」とだけ伝え、人目も憚らず、声を出して大祓詞を奏上しました。もう必死で何も覚えていませんが、最後の「かしこみかしこみ申す」と最後の一語を言い終わり柏手を打った途端、雨が降り始めました。慌てて傘を差し、私たちは神社を後にしましたが、本当に一瞬で大雨になり、浄化の意味で帰りには東京大神宮さんへ寄るつもりでしたが、これは行かない方がよいと判断し、びしょ濡れのまま近くのスタバに入りました。
この時のことはブログにはこう書いていました。
「お賽銭を入れ、
参拝している時には、
やはり胸が重くなる感覚でした。
普段私はあまりそうしたことを感じないので、
今日はいつもと違う、
それがわかりました。
お参りをしてから、
いつもは神様のおられる裏へ行きますが、
ここは裏や隠れたところには行かない、
そう決めていましたので、
拝殿のすぐ横で、
大祓詞をあげさせていただきました。
人目は気にしておれませんでした。
1巻でしたが、
終わる頃ふぅっと軽くなりました。
そして、
すぐ雨が降り始めました。
祈りを終え柏手を打ち、
その手で傘を指す、
それほどの狂いのないタイミングで、
エリーさんと驚きながらも、
無事にお参りを終えたこと、
喜びました。」
スタバでは暖かい飲物をいただきながら、今日の体験を語り、無事に終えられてよかったと話しました。何を話したのかはあまり覚えておらず、この日は体験だけがはっきりと感覚として残っています。
この日は実はエリーさんとお別れしてから私は更に神様のお守りを感じる体験をしました。帰りの電車を待っていると電車がなかなか来ない。アナウンスを聞くと隣の駅が冠水して止まっているとのこと。隣の駅は行く予定だった東京大神宮さんの駅ですから、ここでも行かなくてよかったということになります。そして私は仕方なく隣の電車のホームへと向かいましたが、それはなんといつも参拝する水天宮駅で乗り換える地下鉄でした。靖国神社さんでの後、どこかで浄めてもらいたいという思いがあった私は、水天宮さんに寄ろうかと思いました。雨の中でしたので遠ければ諦めるという気持ちでホームを上がると、なんと一番近い水天宮さんの直ぐ後ろの入り口でした。この時のこと、また、ブログから引用してみますね。
「駅に着くと私の乗る電車が全面ストップ、
そんな状況でした。
直ぐに動くだろうと思い、
しばらく待っていましたが動かない。
そこで違う電車で帰ろうと、
別のホームヘ向かう時に、
なぜ止まっているかのアナウンスがありました。
ある駅が冠水し電車が止まっているとのこと。
その駅は東京大神宮さんの駅でした。
「行ってたら帰りは大変だったろうな」と、
そう思いましたので、
神様にお守りいただいたと思いました。
そして別の帰る電車を見ると、
乗り換えの駅がいつもの水天宮駅でした。
これは行った方がいいのかな?
そう迷いながらまずはそこまで行きました。
で水天宮駅に到着し、
乗り換えのホームに行きかけ、
やはり水天宮さんが気になったので、
雨の様子を見ようとホームから地上へ出ると、
水天宮さんのお社の直ぐ後ろの入口でした!
これはお祈りさせてもらおう、
そう思ったので、
水天宮さんの直ぐそばへ行くと、
その途中で、
実はさっきのお参りの後から重かった頭が、
スッと楽になりました。
来てよかったと思い、
エリーさんからいただいたお塩を自分にかけ、
外の後ろでまずは1巻大祓詞をあげました。
通り道に鉄砲水が出ていたので、
今日は外からだけかなと思って、
お祈りしましたら、
終わるとお水も引いていました。
そこで境内へと向かい、
いつものようにお参りさせていただきました。
数人並んでおられたので、
境内に入ってからも大祓詞を唱えていると、
順番になりました。
ちょうど後半の手前でしたので、
お参り後に残り半分あげて帰ろうと、
お参りの後振り返ると誰も並んでない。
それならと、
もうそのままで最後まであげさせていただき、
いつものように弁財天様もお参りして、
無事に帰って来ることが出来ました😃
本当に有りがたかったです。」
この時の経験は本当に忘れられないですし、アメノミナカヌシ様にもお守りいただいたと思っています。言うならば、おそらくこれまでにお参りした神々様と伯母とアメノミナカヌシ様と、そのお陰があっての体験です。これは私たちの祈りがどうこうというよりは、私たちに体験させてくださったのだとそう考えています。日本や世界の平和を祈る祈りは、形や経験ではなく誰も思いがあれば出来ますし、形も経験も私たちはまた本職の方には及びません。ですが、私たちに今この体験が必要だから、そう思われた目に見えない世界の計らいと采配で、こうした体験をさせていただいたのだと思います。
祈りや言葉の持つ力というもの、目に見えない世界のやり取り、そうしたことを感じた参拝でした。
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