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WEBセミナで勉強したスポーツ配信を考えてみた -がんばれビーコル-

「無観客試合=罰則」というイメージがある。
このイメージはコロナ禍の影響で「無観客試合=感染予防」になりそうだけど、距離を保つ事をスポーツ運営側だけに押し付けたら、破綻するスポーツチームが出てくると思う。

スポーツを運営する人、スポーツを観戦する人、それを応援する人がそれぞれ努力する事で成り立つ事があると思うので、WEBセミナで勉強したスポーツ配信に関して、何回かにまとめて書いてみようと思う。

① 「技術の進化」と「臨場感」
② ソーシャルディスタンスの隙間には何をおくのがふさわしいか
③ 選手の気持ちが盛り上がる演出は何か
④ これらを解決する方法があるか

では、さっそく①「技術の進化」と「臨場感」に関して。

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「技術の進化」に関して、VR/ARを用いたシステム開発はとても進化している。

顔の確度を変えると顔を向けた側の映像が見える360度VRというものがあるが、展示会で昔みたものに比べて、画像の高精細化とスムーズな動きがすごく良くなっている。

複数の魚眼レンズを用いた広角の映像を利用しているから、VRディスプレイを装着して後ろをみると後の画像が見える。

さらにARを組み合わせて、アバターを登録すると隣の人と一緒に応援できる仕組みが用意されている。
バスケのプロリーグのBリーグではソフトバンクさんがシステムを用意している。

2年前に360度VRカメラシステムをあるお客様から受託した時は最先端の仕事だと思ったけど、今はそれらの技術を用いたサービスをイメージしたシステム開発が進んでいる事をWEBセミナで知る事が出来た。

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ただ、以前から疑問に思っていたが、普通に観戦できていた時代に私がスタジアムで観戦しながら見ていた物は
「選手」「ゴールシーン」「スコア」「残り時間を示す時計」「ビールを飲む手元」「チア」
だったと思う。

あまり、真横よりも後ろを見る事は無いから、後ろの画像は何に使うのだろうと思っていた。

試合を観戦している時に隣にいる人や周りの応援は知り合いでない限り、環境の一つとして感じていた。試合中は隣に座っているいる娘の事も一緒に応援している仲間としてみている。

「臨場感」を感じる瞬間は「自分の応援が選手に届く」事だと思う。

「技術の進化」は進めば「臨場感」を感じる事が出来るようになると考えていたけど、「臨場感」を感じる事はもっとローテクな事だと思うので、自分ではそのローテク事をもっと考えて、「技術の進化」をサポートできる方法を考えてみたい。

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なので、臨場感を感じられる配信とはなんだろうと考えてみた。

コロナ禍の影響でいろいろなスポーツが感染対策で「無観客試合」を行う事を発表している。一部のスポーツは「テレビ観戦」が定着しているけど、多くのスポーツはテレビで放映されないから、見る事が出来ない。

少しずつテレビ以外の配信も普及しているが、よっぽどのファンでないと自らそのサイトを探してリアルタイムで見る事は無いと思う。

たまにBSで放送されているけど、テレビに向かって一人で小声でぶつぶつ応援しても盛り上がらないからうっかり飲みすぎてしまう。そしてうとうと。
もしくは家族からうるさいと言われそうで、なかなか本気で応援できない。

会場にいるときは、負けていて頑張って欲しい時に「ディーフェンス・ディーフェンス」とみんなで叫んだりして、乾いた喉を潤すビールが自分へのご褒美だ。
さらに叫んでいるから眠くはならない。

きっと、「臨場感=気兼ねなく声が出して応援できる+声が選手に届く」なのでは無いかと思う。

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VR/ARシステムにマイクがついて、多くの観戦者が大声で叫ぶとスタジアムでその応援の声が届くようになったら、すごく楽しいと思う。

ただ、家の中で大声で叫んでも、誰にも文句を言われない方法を考える必要があるけど。

吹奏楽の練習で各楽器が消音にする為に個別の機器があると思う。あれを人の口にはめるのは無理かな。。。。

口に消音システムつけるとビールが飲めないので、他の方法を考えてみる事にした。

次回、②「ソーシャルディスタンスの隙間には何をおくのがふさわしいか」に続く。

                                                                                PALTEK Team.i NoW.young

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