見出し画像

少し前に進めた

覚えてる限りでは、ここ半年近く心身の不調を感じている。

・なかなか寝付けない 眠りが浅く夜中何度も起きる
・朝起きた時から体が怠い 「今日も頑張らないと...」
・風邪を引いている訳でもないのに続く微熱
・頭の中に霧がかかったようで、思考がはっきりしない
・食事が前ほど美味しく感じない
・一人でいる時、ふとに悲しくなって涙が出てくる
・気分の浮き沈みがものすごく激しい
・カッとなると怒りを抑えられずに、手が出たりモノに当たってしまう
 その後激しい後悔に襲われ、すごく落ち込んだりする

こういう日々が続いて、家族を混乱させ、たくさん迷惑をかけて、
私自身も自分の気持ちについて行けずに(気分が乱高下した後は数日くらい頭も心もフリーズしてしまうこともしばしば)疲れ切ってしまっていた。

今日勇気を出して、病院に行ってきた。
婦人科では、事情を説明して、内診と血液検査をしてもらった。
どちらも異常なし。「気にしすぎじゃない?」という言葉にすごく傷ついた。
でも、しょうがない。
検査の結果を項目別に全て説明してもらいながら確認してくれたけど、"全て正常"で"異常なところは見当たらない"のだから。

医師の目の前では我慢できたが、会計待ちの間には瞼に溜まった涙を堪えるのに必死だった。
その足で前日夜に調べた心療内科のある病院へ向かった。
これ以上家族に迷惑かけたくないし、私も少しでも前に進みたいから。

心療内科では、一番弱い(「飲み始めにはちょうどいい」と医師は言っていた)抗うつ剤を処方してもらうことになった。
薬を飲むことに少し抵抗があったので、「(私みたいな症状で来院する方)結構いらっしゃるんですか?」と他の人はどうしてるのか聞きたくて話題を振ってみた。


不安感を感じて来院する方はかなり多いと言っていて、驚いた。
薬はずっと飲み続けてもらうのではなくて、状態をみながら卒業に向けて減らしていく方針であること。
処方してもらった薬は一番弱いもので、副作用なども比較的少なく、やめやすいものにしたこと。
「薬を飲めば回復する」ということではなく、原因があるのであれば、それを解消しなければ根本的解決にはならないこと
「今この辛い状況がずっと続く」のではなく、「この状況には終わりが来る」という考え方が大事であること。
話を聞いていると、気がついたら泣いていた。初めて会った人の前で泣くのは初めてだった。

今夜から次の通院日まで薬を飲み続けてみる。
薬を飲んだから変わるのではなく、なるべく私の考え方も前向きなものにしていけるようにやってみる。
「絶対に何かあるんだと思う。じゃないとこうやって思い出して泣いたりしないよ。」
これかもしれない、という原因は心当たりがある。
でも、まだ話す勇気が出なかったのと、話せるくらいまとまっていない。
いつか話して聞いてもらいたい、のかな。今はわからない。