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Daily Life - vol.014 線

この線が好きだから、もらってもいい?

と、わたしの書き損じをたいせつに受取ってくれたそのひとの記録。

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A4サイズの和紙を雨に濡れるかもしれないと言ったとき、折りたたむのかもしれないと思ったけど、やさしく、ふたつおりのままにして、そっと袋に入れてくれた。

先生に直されちゃってね、提出はできないんだよね、と謙遜したら、それは貴女がもっと上に行けるようにサポートしてくれてるんだね、いい先生だよ、と答えてくれた。

そのひとつひとつが、うれしいと思った。
一歩一歩あるくたびに、嬉しい、嬉しいって。
心の鈴音が鳴っていた。

線が好きって、言われてたまらない。



わたしは、もっと線を良くしていきたい。

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ただ嬉しく、

午後の木漏れ日に居たこと。


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