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ダメンズウォーカーからの婚活

わたしはかなりのマイペース。「そんなこともあるさ」の幅が大きく、男のあれこれにもそれは適用され、いわゆる「都合のいい女」になりやすいようです。
本人に自覚はあるもののその軽さが楽な部分もあり、夫と出会う前までかなりのダメンズウォーカーでした。

特に、夫の前にあれこれあった男性はかなりの癖男だったな。どこまで耐えられるのか?ある種の我慢大会のようにダメンズウォーカーを楽しんできたわたしへのラスボスだったんでしょうね。
わたしのダメンズは、男を見る目が無いんじゃないんですよ。ダメンズが好みだったんです。ジェットコースターのような刺激が楽しくて仕方なかったんです。押しちゃダメって書いてあるスイッチを「押したらどうなるのかな?」ってドキドキしちゃうんです。なんて馬鹿野郎なんでしょうね。馬鹿なことするのって楽しいんですよ。
ポリアモリー的な傾向があり「わたしだけ」「あなただけ」に執着がないこともあいまってました。

40歳近くまでそんなことを続けてきたのですが、最後の癖男とのあれこれを通して、日本で子どもを産み育てるにはフツーに結婚するのが近道だな、と、方向転換することにしました。

結婚への関心は低かった。結婚をしたくないとは思わないけど、どちらでもいい。子どもが欲しかった。産んでみたかった、子育てに関わりたかった。
ダメンズウォーカーしながら「子どもだけ欲しい」と願い続けていました。

ダメンズたちは、ゲスくてクズな部分が大いにありながらも、「子をつくる」ことには変な責任論を持ち出すんですよ。単純に面倒なんでしょうけど、なんでそこだけ誠実っぽさだすんだ?!と、よく思ってましたね。
断固拒否はされませんでしたが、積極的な子作りには付き合ってもらえなかった。

癖男とのあれこれから陰極まり、フツーに結婚するのが子作りへの近道だ!!と思うようになりました。

そうだ、婚活しよう

思い立ったのは2018年10月の半ば。
貯金0なので結婚相談所は無理。無料でできるマッチングアプリにしよう。
11月末までという期間を決めて、いろーーーーーんな婚活マッチングアプリに登録してみました。一体何人にいいね!をしていいね!をもらい、メッセージをやりとりしたことか…。
活動期間1ヶ月ほどの間に実際に会ったのは3人かな?確か。毎週デートしてくださる方との出会いもありましたが、残念ながらふられました💔

お付き合いにいたるような出会いには恵まれないまま、事前に定めた通りに12月の頭に全ての婚活アプリを退会しました。
このとき、介護福祉士の国家試験前だったんですよ。翌1月末の試験日に向けて、婚活は横に置いて勉強に集中しました。

無事に試験が終わって(合格しました)落ち着いてから、婚活アプリを再開したのが2019年2月の半ば。
ただし今度はあれこれやらず、前回の活動1ヶ月の検証から自分に1番合う感じがしたユーブライドに絞りました。

再登録してから初めて実際に会った人がいまの夫です。

再登録の翌日にメッセージのやりとりがはじまり、2月末に初顔合わせ。4月頭に交際スタート、と、同時に半同棲スタート。
6月には住民票もうつして同棲。
2020年3月に入籍、妊娠。
2021年1月のいまは、育休中の夫と息子と家族3人で日々を過ごしています。

夫のことはいまは大好きですが、30歳のころに出会っていたらまっっっっったくひかれなかったと思います。全然「好み」と違うんですもの。とても優しい人なのです。
喉元過ぎればなんとやら?
時間をかければ、なんでも肥やしにできるもんですね。

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