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50代からの起業

私は25年、セラピストの仕事をしています。

長いこと人の体に触れてきましたが、それは心にも触れるということで、
他の仕事にはないやりがいがありました。

お客様を癒すことに、大きな喜びと幸福を感じてきました。

自分のサロンを持つことはずっと夢でしたが、実現することは、いつの頃からか諦めていました。

でも、50代になってから独立開業することを決めました。
それは私の人生の中での、最大のわがままであり
たぶん人生最大の冒険でした。


多くの人が、50代半ばでの開業は遅すぎると、
今からやっても失敗すると、反対しました。
それは当然かもしれません。
自宅サロンで家賃がかからないとか、
資金がたっぷりあって、店舗を借りても、しばらくはお金の心配をせずにやっていけるなら問題はないですが、

私は資金もほとんどありませんでしたから。
なので、融資を受けて開業したのです。
融資と言っても、金額的には普通なら預貯金で済むくらいの、そんな金額ですが…


そこまでして、若くはない私が開業したのは


「自分の後半の人生は、やりたいことを実現したかったから」と、
「一日中あくせく働いても何も変わらないなら、思い切って開業して、
もっと収入を大きく増やせる可能性に賭けたい」
という切実な思いからでした。


好きな仕事ではありましたが、雇われて働いるうちは、収入がどーんと増えることはまずあり得ないし、
だとしたら私の残りの人生は、ずっとずっと金銭的に楽になることはなく、
悲しい老後を送ることになるのではないか、と
不安と恐怖に駆られたからです。


チャンスに賭けるのは、今を逃したら
もう無くなるような気もしました。


周りが心配して反対したように
大変なことは何度かありましたが
やって良かったと思っています。


職種は違っても、起業するのは勇気と覚悟が必要ですし
まして若くはない年齢であれば、
それはさらに大きくなります。
そんな方の背中を押すことをお伝えできたらいいな、と思い
自分の経験を書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。



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