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推しの柴犬が被災していて驚いた話

私とパートナーの過去話を描いたエッセイ漫画「おじさんとねんちゃん。」のおまけ漫画、「最近のおじさんとねんちゃん。」にこんな漫画を描いたことがあります。↓

※諸所の事情でパートナーの顔には横線を入れております。
諸所の事情は下記参照。

弊パートナーこと「おじさん(※あだ名)」は周囲がすっかりスマートフォン化している2016年ですらガラケーを使っており、数年前にやっと、やむにやまれぬ事情(仕事中に水没したか何か)でスマートフォンに変えました。

今ではほぼYouTube廃人と化しているおじさんですが、初めてハマった動画が「柴犬らんまる」だったのです。

私もチャンネル登録はしていますが、基本的にはおじさんが「ねんちゃん、見て見て」とスマートフォンで動画を開いて、一緒に見ている感じでした。
(※「ねんちゃん」は私のあだ名です)

有名なのは食パン動画でしょうか。

個人的には「絶対にお手をさせてやるという強い意志のお父さんが手を出す時の速度」が好きです。

しかし私よりもらんまるのことが大好きになったのは、やはり子どもの頃から柴犬と共に過ごしてきたおじさんでした。

TVに出ると告知があれば予約して見て、「田舎暮らしの本」にらんまるのおまけがつくと聞けば発売日直後に書店へ行って購入し……

我が家の時計の上にかざってある、らんまるカレンダー

……といってもおじさんも色んなものに興味が出るお年頃なので、他にもチョコプラチャンネルとかにゃんチューバーつくしとかとやまソフトセンターとかガッチマンとか見るようになって、前ほど毎日何回も何回もらんまる動画を再生することはなくなりました。
前が異常すぎた、というのもありますが。

それでも、時々見ては「フフッ」と笑い、面白いものがあるとやっぱり「ねんちゃん、見て見て」と見せてくれました。

らんまるチャンネルでは冬になると雪道の動画が出てくるので、「おそらく北陸あたりに住んでおられるのだろう」とは思っていたのです。

そんな時、2024年の元日早々に起きた石川県能登半島の地震。
我々の住んでいる島根県までも揺れ、テレビを見て大変な揺れだったことを知りました。

そしておじさんが「ねんちゃん、らんまるが!」と言って見せてくれたのが、1月1日夜にアップされた動画。

この動画だけでは正直無事なこと以外何もわからず、
「えっ、嘘でしょ、地震が起きたど真ん中の所じゃないよね!?」
「わからん……」
と言っていましたが、後日次々にアップされる動画で「めちゃくちゃ被災してる……」ということがわかってきました。

(それらの動画は見る人によっては心に負担がかかると思うので、ここには貼りません。らんまるチャンネルからご自分の判断でご覧ください)

私達の仲良しの一端をになってくれた、らんまるとお父さん(そしてそのご家族)に何かできることはないのかと思いながら日々動画を見ていて、

「動画の再生回数を上げたら収益に影響があるんじゃないか」
「途中で入ってくる広告をクリックしたら広告収入が入るのでは」

などと考えていましたが、昨日(1月9日)アップされた動画でついに支援のお願いが出されました。40万人記念のために作ったらんまるハンカチを販売するのでそれの購入お願いと、寄付・義援金のお願い。

動画がアップされたのがおそらく21時。
我々2人が見たのは21:26ごろ。

おじさんと「らんまるハンカチ買おうぜ!」と意気込んでBASEを開いたところ、すでに完売しておりました。

ハンカチはもう買えませんが(再販予定はあるとのこと)、今もらんまるに対しての寄付と、能登半島地震義援金は支払えます。

品物はなくてもいいので寄付しようと思ったのですが、なんとこちらはダウンロード販売扱いになるのでPayID(後払い)決済ができず、クレジットカードはVISAとマスターしか対応していません。

残念なことにJCBカードしか持っていないので、先ほど急ぎマスターカードを申し込んできました(ちょいちょい不便だったので、元々欲しかったのもあります……)。

カード到着次第で寄付するのでまだ1円も支払えていませんが、ひとまず1〜2月で入る予定の収入のうち10%を寄付するつもりです。
(今後も余裕があれば追加で寄付する予定)

義援金は送りたいと思っていたけど、一体どこの団体が一番信頼できるのかわからず(山陰では24時間テレビの寄付金を鳥取の元テレビ局員がちょろまかしていたという報道もあったので……)、どこに寄付すればいいか迷っていた所だったのでナイスタイミングでした。

動画越しにしか見ていませんが、きっとこのお父さんなら、義援金として支払われたお金は宣言通り全額(手数料除く)を義援金として送ってくれる、と思ったので。
もちろんらんまる、そしてご家族のために使われるのも大歓迎です。
(※個人の感想ですので、「巴さんが言ったから……」という理由で寄付するのはおやめください。すべての行動はご自身でお考えの上、判断してください)

* * *

で、この記事を書いた理由は、別にみなさんも寄付しろと言いたいわけではなく、動画を回して少しでもらんまる一家の支援になればいいな〜と思ったからです。

何十万人もフォロワーがいるアカウントでも、知らない人は必ずいます。
私も未だにフォロワー何十万人のネット有名人を見て「誰これ? 初めて知った」となることがあるので、きっと私のフォロワーさんの中にも、今回らんまるを初めて知った人がいることでしょう。

私のエッセイ漫画を読んだことのあるかたや、弊パートナーことおじさんを直接見たことあるかたはご存知かと思いますが、基本的に彼は感情があまり表に出ません。

そういう彼をニヤニヤにこにこさせてくれたらんまるには本当に感謝しているので、微力ながらでも恩返しがしたいです。

そして収入のうち10%を寄付するということは、当然、このnoteで支払われたお金も寄付します。「今までお支払いくださった方々も、ありがとう」という意味でこの記事を書きました。

では本日はこの辺で。ごきげんよう、さようなら。

追伸1:簡単な寄付について

お金を寄付するほどの余裕はないが、何かしたいという思いがある方はポイント募金などいかがでしょうか。
私はTポイントが一番たくさんあったので、手持ちの13,000ポイントを出してきました。

他にもポイント募金はいろいろあるようですので、お手持ちのポイントが募金に使えないか調べてみてくださいね。

追伸2:冒頭の漫画について

冒頭に載せたおまけ漫画は「おじねん3」に収録されています。
この辺の売上の一部も寄付金として支払います。

紙の本↓
https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=1886851

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