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嫌われないように生きる人は、他人を操作しようとしている

昨年6月に描いた漫画です。
自分も昔は「嫌われないように気をつけなきゃ、気を遣わなきゃ」と思ってがんばっていたけど、よくよく考えたら気をつけようが気を遣おうが「嫌ってくる人は嫌ってくる」んですよね。

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本文中には「いい子ぶってムカつく」と言う人を描きましたが、中には「嫌われないようにビクビクしている所がムカつく」という人もいます。理不尽すぎる。

とはいえ、「誰かを嫌うこと=悪」のように考えるのは危険じゃないかな、と思っていて。だって「誰かを嫌うこと=悪」だとしたら、善人でいたい人や迷惑になりたくない人たちは「誰も嫌えない」状態になるじゃないですか。しんどいですよそれは。

世の中には自分と気が合わない人や理不尽にキレる人がごまんといるのに、その人たちを嫌わず、なおかつその人たちに怒られたり嫌われたりしないように気を遣って生きなきゃいけないんでしょ。地獄すぎる。

「あなたがイヤなら、その人嫌ってもいいんじゃないすか」というのが持論です。なのでもちろん、わたしを嫌うのも自由だと思っております。

ただ、「勝手に嫌いでいる」のと「嫌いだから蹴落としたり邪魔しようとする」のは違うなーと思っていて。わたしは嫌いな人はいっぱいいますけど、その人たちを蹴落としたり邪魔しようとしたりしたいとは思いません。だって時間と体力の無駄だもの……。

わたしも心の病気の頃はつまんない嫌がらせでよく心が折れていたものですが、最近は「心をしならせている」のでイラっとすることはあっても折れたりはしません。イラっとしたこともすぐ忘れるし。
だから心の強い人とか、「勝手にどうぞ嫌ってください」的な態度の人って、たぶん心折れないんですよね。折ろうとするだけ時間と体力の無駄だと思うんです。

人生には無駄も必要だけど、その「無駄」はちょっと違う気がする。

でもこの記事を読んでいる方は聡明な方が多いと思うので、嫌いな人に嫌がらせしたり蹴落とそうとしたり邪魔しようとしたりしている人はいないと思います。人生短いのに、他人に時間使ってる場合じゃないです。自分のために使ってください。

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