Shopifyとecforce どちらを選ぶべきなのか考察してみた。
ECPower(イーシーパワー)公式noteです!
「ECを構築したいが、Shopifyを選んだら良いのか、ecforceを選んだら良いのか判断できない。」という悩みをよく聞きます。
今回はShopifyとecforceどちらを選ぶべきかを考察してみたいと思います。
悩みポイントを明確にする
まず悩みポイントを明確にしていきます。悩まれている方に質問をすると以下のような回答をされることが多いです。
Shopifyは安くてecforceは高い。
Shopifyを使おうと思っていたけれど、
ecforceを使い始める企業が多いから気になっている。
この悩みを以下の3つに分解して考えていきます。
1. 料金プランの違いを知る
2. 自社の状況や戦略を考える
3. 費用対効果(ROI)を考えて決定する
以下で、それぞれ解説していきたいと思います。
料金プランの違いを知る
上がShopifyのプラン、下がecforceのプランです。
Shopifyは初期費用$0で、月額$29で始められるのに対して、ecforceは初期費用¥148,000と月額¥49,800が必要になります。
それ以外にかかる費用としては、Shopifyは有料アプリや有料テーマの導入で数千円〜数万円かかることもあります。一方、ecforceは受注に対して従量課金があり、最低でも数千円かかることが予想されます。
単純に初期費用とランニングコストだけ見たら圧倒的にShopifyのほうが安いのですが、単純なコストだけでは比較はできません。
自社の状況や戦略を考える
次に、自社の状況や戦略を考えていく必要があります。Shopifyもecforceもそれぞれ強みがあります。単純な月額費用の高い安いではなく、自分たちがやりたいことをどれだけ支えてくれるか、将来の売上に繋がるかという観点で考える必要があります。
大切な観点は以下の3つです。
売り方・集客の方法・開発力
まずは、売り方です。単品通販か定期通販(サブスク)かという違いを押さえることが大切です。単品通販であればShopifyが強く、サブスクであればecforceに強みがあります。
次に、集客の方法です。オーガニック×世界観で攻めるのか、広告ゴリゴリで攻めるのかがポイントになります。オーガニック×世界観型であればShopifyが強く、広告ゴリゴリ型だとecforceに強みがあります。
最後に、開発力です。社内外にエンジニア力・開発力がどれほどあるのかという話です。正直Shopifyで作り込むにはテーマの選定・アプリの選定・導入というような、ある程度の開発力が必要です。一方で、ecforceはエンジニア不在でも構築・運用できることを意識して作られています。
結論:費用対効果を考えて決定する
結論は以下のようになります。
広告運用中心のサブスクモデルならecforce一択。
そうでないなら、Shopifyを選ぶべき。
具体的には、定期通販(サブスク型)で広告運用ゴリゴリでやっていくのであれば、ecforceは確実に味方になってくれます。一方で、単品通販のモデルであったり、広告運用をゴリゴリやらない戦略を取るのであればShopifyを選ぶべきです。
開発力について考えるのは、この次のステップです。開発力がないからecforceという選択は間違っています。どちらにせよ「ツールを自社にあった形で使いこなす力」は大切になってきます。
値段が高い安いではなく、きちんとROIに合う投資になるようにECカートを選ぶことが大切です。
ECPower(イーシーパワー)について
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