パレスチナとオリーブ
こんにちは、駐日パレスチナ総代表部です。
今回の記事ではパレスチナを象徴するものの一つであるオリーブをテーマに、パレスチナとオリーブの関係についてご紹介します。
パレスチナのオリーブ栽培はなんと6000年以上もの歴史を持ち、パレスチナの主要な産業の一つとなっています。パレスチナにあるオリーブの木は1000万本を超え、2019年には2万7000トンのオリーブオイルが生産されました。
パレスチナでは様々な形でオリーブが親しまれています。
家庭料理にオリーブやオリーブオイルが多用されたり、オリーブオイルから作られる肌に優しいオリーブ石鹸が使われたり、オリーブの木を使った工芸品が作られたりするなど、オリーブはパレスチナの人々にとって欠かせない存在です。
またオリーブをモチーフとしたものも多く、パレスチナの伝統的なヘッドスカーフである「クーフィーヤ」にはオリーブの葉がデザインされています。
(「クーフィーヤ」については過去の記事でご紹介しておりますので、是非お読みください。)
日本人にとっての桜のように、パレスチナの人々にとってはオリーブが大切なアイデンティティーの一つであることが分かります。
日本でパレスチナ産のオリーブを使った商品を見かけることは少ないですが、日本にも販売しているお店やフェアトレードで輸入しているお店があります。
自分へのちょっとしたギフトやお世話になっている方へのプレゼントに、パレスチナ産のオリーブオイルや石鹸などを贈ってみるのはいかがでしょうか。
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