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タイべ村の紹介

皆さんこんにちは。駐日パレスチナ総代表部です。

今日は、パレスチナで唯一、全人口がキリスト教徒の町として知られているタイべ村を紹介します。

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タイべ村は、ラマッラーから約12km離れたところにある、人口2000人ほどの小さな村です。この村には、随所にビザンツ帝国や十字軍の時代の跡地が残されており、特に、コンスタンティヌス大帝の母ヘレナによって建てられた聖ジョージ教会は、歴史的なビザンティン建築の一つです。他にも、白壁の可愛らしい家々や教会が立ち並び、ラマッラーからバスで20分ほどでアクセスできるので、同市からの日帰り旅行におすすめです。

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パレスチナ通の読者の皆さんの中には、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、タイべ村では「タイべビール」という中東随一のビールが醸造されています。普段は静かなタイべ村ですが、毎年秋には2日間オクトーバーフェストが開催され、多くの外国人がこの地に集まります。イベントに合わせてコンサートも行われるので、お酒を飲まない方でも楽しめます。日程は毎年変わるので、是非チェックしてみてください。http://taybehbeer.com/oktoberfest/

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また、季節問わず醸造所では、予約不要の無料見学ツアー(試飲付き)が行われており、タイべビールやタイべビールのロゴが入ったジョッキなどをお土産として買うこともできます。私が訪れた時は完全なオフシーズンだったので、一人で時間をかけて工場内を案内してもらうことができました。見学は原則予約不要ですが、心配な方は以下のサイトから醸造所に連絡をしてみてくださいね。

タイべビールを経営しているご家族は、同醸造所の隣でTaybeh Golden Hotel というホテルも経営しています。清潔感のある立派なホテルで、タイべ村でゆっくりしたい方にはおすすめです。

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パレスチナの静かな村でのんびりしたい方、ビールが好きな方、是非タイべ村を訪れてみてください。

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