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剣豪、フリーランス武士「宮本武蔵」が後世に伝えたかった生きざま ⑦

剣道

五輪書あらまし               

武蔵は兵法の道

我が二天一流の考え方を

地・水・火・風・空の5巻として

書き表している。

「剣術(専門職)だけをやっていては、本当の剣の道(本当の仕事)を知ることができない」大きいところから小さいところを知り、浅いところから深いところに至る、大地にまっすぐな道をえがくことになぞらえ、最初の一巻を地の巻となづけた。

「世の中のあらゆる仕事のことを知り学びなさいと言っている。武士の道を大工の道になぞらえたのも、そのためなのです。」                              

水の巻では、水というものは

固定することなく

四角な容器でも丸い容器でも

それに従って形を変え

あるいは一滴となり、あるいは大海ともなる。

この水の青々と澄んだ清い心をかりて

二天一流のことを水の巻に書き表した。

                                  「目的達成のためには、固定観念を捨てて、変幻自在に形を変え、自由な発想で仕事にいどむことが大事だ」                   また、「邪念、欲、変なプライドを捨てて、澄んだ清い心をもつて、純粋に努力すること」

将たるもの(社長、代表)は

小さいことによって大局を判断することである。

一をもって万を知ることが仕事の道理なのである。

「社長、代表たるものは、小さな変化も見逃さず大局、流れを正しく判断し、一つの事象から様々な状態を知ることが必要だ」


               参考、引用「五輪書」神子侃訳 徳間書店

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