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その先の笑顔のために


ここのところコロコロと変わる天候や気圧にやられ
体のあちこちが不調を訴えてくる。
体の調子が悪いと気力がでない。
やる気も落ちていく一方だった。

ボーっとテレビを眺めていたら
気温が上がる中で救助作業をされている隊員の方の映像が流れた。

分厚い救助服を着用して熱中症になる恐れもある中で懸命の救助活動

命がけだ

自分の命をかけて命を救うために動いている。
戦っている。

ここだけの話じゃない
日本中でこれまでも今現在も起きているんだ。

自分の体調に頭を支配され
やる気がでない、モチベーションが上がらない、とうだうだしている自分が情けなくなった。

学生の頃、夢と魔法の王国でバイトしていた。
ジャングルクルーズの船長になりたかったが(今思えば無謀だ)充てがわれた仕事はまるで違くて
最初は正直やる気が出ずにいた。

そんなやる気のない新入りだった自分に先輩がかけた言葉が

「今は見えなくてもこの先にはたくさんの人がいる。誰かを笑顔にできる可能性があるのはみんな同じ」

こんな感じの言葉だった。

それまで自分がやりたいことばかりを考えていたが
この先には何万、何十万の人に繋がっていて
その中の誰か1人でも笑顔にできる可能性がある。

こんな何の変哲のない自分でも見ず知らずの方の感情をプラスにできるかもしれない。

そう思ったら急にやる気が出てきたのを思い出した。

今は夢の王国のキャストでもなければ人様の命に関わる仕事にもついていない。

けれどもつい忘れがちだが
姿が見えなくても見ず知らずでもその先の誰かを笑顔にできる可能性はある。

救助活動は出来ずとも、少しでもその先の笑顔のために動ける自分でありたい。
そして動ける社会であってほしい。

明日からまたがんばろう。









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