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フルーツティーは苦手だったが…?

クラフトボスから出ているビタミンティー。
群雄割拠の大ペットボトル飲料時代においてスーパーの売り場2列を独占しているこの600mlは一体…
そのポップな見た目と「ビタミン」の文字に魅力を感じるのか、おそるおそる手に取りつつそのままレジへ向かう買い物客も少なくない。迷わず手に取り颯爽と売り場を後にする者も目にするあたり、リピーターの獲得にも成功しているようだ。
本気でビタミンを摂取したい場合に飲むものではないとはわかっている。
「1日分の◯◯」や「〇〇スムージー」といった紙パックにプラスチックのキャップのついたドリンクがペットボトルコーナーとは別の一角に存在するし、一度に飲みきれる量がちょうどいい。
ではこのビタミンティーにはどんなアピールポイントがあるのか。
メーカー公式のコメントいわく「おいしく手軽に体に良いものを摂取したい、というニーズの高まりに着目し、紅茶と果実のおいしさがありながら、1日分以上のマルチビタミンを手軽に補給できるクラフトボス ビタミンティーを発売します」とのことだ。
なるほど、手軽さというテーマには納得である。ビタミンの摂取というノルマを「1日の中で数回取り入れるリフレッシュタイム」に変換してしまったのだから。
時間ないけど(めんどくさいけど)これさえ飲んでおけば、という一種のお守り感覚でリピートするのもアリだし、実際自分はこのパターンで既に10本ほど購入してきた。
肝心の味に関して、紅茶に色々なフレーバーの混じったいわゆるフルーツティーは元々得意ではなかったが、このビタミンティーはピーチがベースとなっていてその他のオレンジやキウイといったものはあまり感じられずスッキリとしている。ただ、紅茶感があるかと問われると答えはノーだ。ビタミンティーに限らずペットボトルの紅茶が表現できる茶葉の香りや濃さ、渋味には一定の限度がありそれを超えるものには今まで出会ったことがない。ビタミンティーも例外ではなく、むしろ紅茶というよりただのフルーツジュースと感じる人が大半ではないだろうか。
いずれにせよリピートしていることは事実だし製造終了されたら凹むので私はこのビタミンティーが好きだ。

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