1月元旦旅行記

1月元旦から毎年旅行に行っているので、その旅行記を忘れないうちに記したいと思う。

2023年正月旅行記

正月旅行は、毎年、東北に行っていたが、今年は気分を変えて関西にした。

のぞみ1号

東海道新幹線のぞみ1号で東京から名古屋に行き、名古屋から特急南紀1号で和歌山県新宮に向かいました。


旅の楽しみは駅弁とビール


のぞみ1号からの初富士



新宮熊野神社速玉神社


中上健二生誕の地


新宮で熊野三社の一つである熊野速玉神社で初詣をし、新宮駅まで新宮の街中を撮影しながら歩きました。最後に新宮駅近くにある中上健次の生誕の地を訪ねました。

くろしおパンダ

新宮からは、特急くろしおぱんだで、天王寺に向かいます。特急くろしおぱんだの車窓からは、太平洋が見えて最高でした。


くろしおパンダからみる太平洋


日本海の荒れたグレーの海とは違い、穏やかな青い海でした。今日は、新今宮のドヤに泊まります。

天王寺駅
天王寺駅で、なんと201系に遭遇

天王寺で降りて新今宮のドヤに泊まる。ドヤと言っても昔からのイメージのドヤではなく、外人向けのパックパッカーのドヤって感じです。部屋は3畳にせんべい布団、いかにもドヤって感じ。元旦は特別料金らしく高かった。この部屋で夕飯付きとはいえ6500円は高い。


ドヤの三畳ひと間
一応、テレビと冷蔵庫はある

夕食は近くの居酒屋に食べに行く感じです。夕飯御膳と追加で串揚げを頼みました。
これは美味かった。

夕食の串揚げ定食
追加の串揚げ
センター
飛田新地
あまりにも有名な遊郭跡

朝イチで飛田新地を散策して、天王寺から関西本線、通称大和路線で柘植まで行き、柘植から草津線で草津まで抜けて東海道本線で彦根で降りて、遊郭のあった彦根袋町を撮影に行きます。柘植駅から草津駅までの草津線の車両は、なんと緑の113系。113系がいまだに走ってるとは驚きです。もう涙が出て来ます。

柘植駅に停車中の113系
関東ではあまり見かけない「つや
姫」のおにぎり

草津駅構内のセブンイレブンで買ったおにぎりは、関東では見られない「つや姫」米を使っていて、しかも関東より具が多く、美味しく頂きました。

次は、滋賀県の繁華街の彦根袋町に向かいます。

ひこね芹川駅

袋町は、彦根駅からは歩いては行けなくもない距離だけど、体力温存のため彦根から近江鉄道にのり、ひこね芹川駅が袋町には近いのだが、有名な彦根七曲りを歩いて袋町まで行きました。
袋町は、狭い地域の路地に、飲み屋が密集してて、かつての遊郭から赤線の名残があちらこちらに感じられました。帰りはひこね芹川駅から近江鉄道に乗り、彦根駅で東海道線で岐阜に向かいます。

岐阜に宿泊し、夕飯は、外に食べに行こうかと思いましたが、駅弁と近くのスーパーで買った寿司で、ホテルの部屋で宴会です。


岐阜駅
ホテルで1人宴会

ホテルの朝食の前に、駅近くの金津園を散策します。前から見たかった遊郭、赤線の名残の建築物です。金津園は、現役のソープ街なので、散策は朝イチしかありません。

金津園「おもいで」旅館

「想い出」名前が素晴らしいですね。
ホテルの朝食

ホテルのバイキング朝食を食べチェックアウトをしたあとは、岐阜市内の金神社に参拝し、旧赤線跡の国際園を散策して岐阜駅に向かいます。

ホテルのバイキング朝食は、好きなものを好きなだけ食べられるので、ホテル選びの基準の一つですが、朝から腹いっぱいに食べてしまうと、そのあとアップアップしてしまいますので、ほどほどにします。

金神社

金神社の黄金色に光輝く大鳥居をくぐり、本殿に手を合わせて参拝し、金運おみくじを引いてみました。

結果は、小金運、、、微妙な感じ、、、。

なにか釈然としない気持ちがあって、まあ、仕方ないか、、、、後ろ髪を引かれる気持ちのまま金神社を後にしました。

金神社を後にして、国際園跡に向かう。国際園は、もともと私娼窟から始まり青線を経て昭和31年に完全にノックアウトされた。


国際園


国際園を後にして、岐阜駅前にある繊維問屋街を散策するが、この繊維問屋街の寂れかたも凄まじいものがあった。

岐阜からは、高山本線、美濃太田経由で、多治見に向かいます。

多治見の西ヶ原遊郭跡の調査です。西ヶ原遊郭は、多治見新羅神社裏あたりなので、まずは新羅神社に、今年三回目の初詣です。初詣とはいわないかも、今年に詣でた神社は、三回とも遊郭跡に近い神社ばかりです。今年の初詣した新宮熊野速玉神社は、浮島遊郭ですが、浮島遊郭跡は、電車の時間の関係から見に行けなかったので、次回、調査したい。


新羅神社

新羅神社に詣でて、神社裏の遊郭跡を散策します。西ヶ原遊郭跡は、ほとんど住宅街になってはいますな、有名な建築物である玉突跡は、まだ、ありました。素晴らしいです。玉突はビリヤードの事だと思います。ビリヤード場がある遊郭は、当時としてはかなりハイカラな遊郭だったのかもしれません。

遊郭跡を後にして、多治見駅まで、多治見を散策しましたが、地方の他の町と同じく、地元の商店街の寂れかたか凄まじいかったです。車社会で、近くに大きなスーパーができると一気に客の流れがかわり、地元の商店街が廃れてしまいます。

多治見からは、中央西線特急しなので松本まで行き、松本からは、中央東線特急千葉あずさで、千葉駅まで行きました。

今回の正月旅行は、かなりお金もかかりましたが、いい撮影が出来たと思います。撮れ高満載です。ただ、時間的には余裕があったのですが、少しあちこちと欲張りすぎました。かなり憑かれました。


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