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冬から春への2首

鈍色の
閉ざす心の
風寡
哭ける鴉も
消えゆく定め

石畳
冷たい雨に
外套(コート)を握り
桜木うつす
露蕾かな


(さて、これまで毎週、歌を詠んできましたが、これ以降しばらくは、記くことができません。
もし、また戻ることがあれば、再開するでしょう。 
短い間でしたがありがとうございました。)

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