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酔灯夜話 #44
北アルプス最高峰の奥穂高岳に、7月23日~25日の日程で登った。ルートは最も一般的な上高地から涸沢、ザイデングラードを経由してのルート。この山はほぼ30年ぶりになる。ルートの状態や景色など、思い出しながらであるが、当然のことではあるが山の姿やルート上から見える景色は30年前と大差がないことである。一方で変わったことは登山者のほうである。一番気になったのは奥穂高目指すであろう登山者は一様にヘルメットを着用していることである。私のいままでの認識ではヘルメット着用しているのは岩登りか沢上りの人たちといった認識であったが、一般的なルートでの登山でも皆ヘルメットを着用している。私が奥穂高から遠ざかった30年の間に、落石等の重大な事故があり、それ以来ヘルメット着用が半ば義務付けられたのではないか?と思う。山は変わらないが、登山者含めた全体の山の景色は変わっていくものである。
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